2012年度(平成24年度)
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   さくら日記 10月
2012年10月31日(水)
宇宙かぼちゃ

 職員室前廊下に、桜城小学校の観察園で育てたかぼちゃが、説明の掲示と一緒に展示してあります。
 このかぼちゃは、千葉県松戸市がカンボジア王国に不用となった児童生徒用の机椅子を送ったことがきっかけとなり、2009年にカンボジア王国とかぼちゃの種を交換し「松戸白」という和かぼちゃを53年ぶりに復活させたものなそうです。
 そのかぼちゃの種は、2010年4月にスペースシャトル・ディスカバリー号によって、松戸市出身の山崎直子宇宙飛行士と一緒にみんなの夢を乗せてせて打ち上げられ、15日間宇宙を旅して戻ってきました。
 その後、その種は、大事に栽培され数を増やし、「希望の種」として、各地に贈られました。
 そして、私たち桜城小学校にも東日本大震災からの復興を心から願ってお贈りいただいたものです。本校でも、大事に大事に育て、3個の実を付けました。宇宙を旅してきた種が実を付けたかぼちゃだと思うと、「すごいかぼちゃなんだ!」と思ってしまいますね。かぼちゃの語源は、伝わってきたカンボジアが変化してかぼちゃと呼ばれるようになったといわれています。
 宇宙を旅してきたかぼちゃの種、原産国カンボジアの種からできたかぼちゃは、一体どんな味なのでしょうか?「松戸白」という名前なので、色は白っぽいのでしょうか?
夢がふくらみますね。

2012年10月30日(火)
3年「盛岡の名所を訪ねよう」(盛岡城跡公園)

 3年生は、さくらチャレンジ(総合的な学習の時間)で、盛岡の名所を訪ねています。今日は、盛岡城跡公園(岩手公園)に行ってきました。事前に地図を見て、自分が行ってみたい所を選び、コースの中に入れて全員で公園をまわりました。
 今日の学習のために、川邊博さんをゲストティーチャーにお迎えして、説明をしていただきました。盛岡城の入り口であった桜山神社の隣で、盛岡城の復元写真を見せていただいたり、説明をしていただいたりしながらスタートしました。烏帽子の形をした大きな岩、石垣の積み方のおもしろさ、そして本丸があった場所でのお話などから、お殿様がいた頃の時代に興味をもつことができました。また、石川啄木、宮沢賢治、新渡戸稲造などの先人が、盛岡城跡公園を訪れ、盛岡の良さを感じたことなどを、実際にその場所に立つことによって感じることができました。お話の中にも、先人のエピソードが紹介され、先人をより身近に感じることができました。
 盛岡城跡公園を訪れたことがある子ども達はたくさんいたのですが、川邊さんのお話をお聞きし、お城のおもしろさ、先人への興味などを広げることができました。今回の見学の後に、学習課題を設定し、調べる活動に入ります。
 3年生の子ども達の興味を広げてくださった川邊博さんのお話に感謝し、これからの学習を通して、盛岡の名所である盛岡城跡公園への理解を深めていけるようにしていきたいと思います。

2012年10月29日(月)
出発! お日さま 町たんけんたい!!
 今日は,2年生が生活科の学習で「町探検」に行ってきました。 今回の「お日さまたんけいたい」の目的は,地域のお店の様子を見たり,そこで働く人たちの工夫や願いを聞いたりすることです。桜城小学校の周りには,お店がたくさんあります。どこに探検に行こうか迷ってしまいましたが,行ってきたのは,「盛岡大通商店街」。
 先ずは、大通商店街協同組合事務局長の阿部さんから,商店街の歴史や盛岡市のために行っているイベントなどを教えていただきました。その後,眼鏡店や八百屋,時計店等,訪問するお店毎に11グループに分かれて探検をはじめました。お店でも礼儀正しく挨拶をし,早速用意してきた質問をはじめる子ども達。
「働いていて,一番気を付けていることは何ですか。」
「お店が始まる前や終わった後は何をしていますか。」
「季節によって,売れる商品は違いますか。」
等,一人ずつしっかりと質問していました。八百屋さんを見学した子ども達は,お店の工夫の一つに,お客さんを呼び込むために,店頭にお買い得の品物が置いてあると聞いて感心しきり。また,果物の種類と品種の多さを目の当たりにして,驚いていました。
 どのお店も,お客さんを第一に考えて仕事をしていることが分かり,専門店が並ぶ商店街のよさも感じた子ども達でした。
2012年10月26日(金)
出欠黒板

「失礼します。○年○組です。出欠黒板を書きに来ました。おはよ うございます。」
と、毎朝係の子ども達が職員室にやってきます。
「おはようございます。」
と負けない声で挨拶をする職員室の私たち。
「今日は,欠席の人はいませんか。」
「一人います。」
「あれ,どうしたんだろう。」
「風邪です。熱があるそうです。」
「そうなんだ。早く良くなってみんな揃うと良いですね。」
「はい。」
 こんなやり取りが行われたりします。子ども達は、欠席人数と欠席者の名前を書き終えると、
「失礼しました。」
子ども達は、職員室の私たちの目を見て辞儀をして職員室を後にします。
「はい、ご苦労様ね。」
と、返事をする私たちです。
 今日も、子ども達にとっても、私たち職員にとっても、「いい一日が送れるといいな」と思いながら。

2012年10月25日(木)
代表委員会

 スーパー風っ子タイムの時間、第10回代表委員会が行われました。今日の議題は、11月の月目標「たくさんの本と親しもう。」でした。話し合いのめあては「しっかり反応しようでした。」
 はじめに、図書委員会から図書まつりにの取組について提案がありました。
 提案が終わると、質問、意見をとりました。どのクラスかも賛成意見が次々と発表されました。
「読書の目標冊数を決めることによって、その冊数をめあてに本  を読むことで読書する力が付くから賛成です。」
「分類ビンゴの取組を通して、普段読まない本を読もうとする気持 ちをもつことができるようになるから良い取組だと思います。」
というように、具体的な賛成理由を付けて発表しました。
 話し合いが終わると、副会長が今日のまとめを発表しました。そして、めあてのふり返りです。守れたという学級は
「聞かれたことに積極的に反応できました。」
「返事や反応は良くできましたが、全体として声が小さかったと思 うので、もっと大きな声で反応しましょう。」
というふり返りも出されました。そして、副会長が、
「守れた学級がたくさんあって良かったです。でも、たくさんあった ということは、守れない学級もあったということなので、しっかり  反応するようにしましょう。」
と締めくくりました。
 国で言えば、代表委員会は国会に当たります。桜城小学校のまさに国会といった感じを受ける、ピンとした話し合いでした。

2012年10月24日(水)
就学時健診

 今日は、来年度小学校に入学する子ども達の就学時健診を行いました。お家の方と一緒に初めての小学校に嬉しそうにやってきた69名の子ども達がほとんどです。そのお世話をするのが,桜城小学校の中心として活躍している6年生の子ども達です。
 担当のグループを示す番号札を持つ子,健診書類の入ったかごを持つ子,健診を受ける子ども達を後からはぐれないようにお世話する子というように,1グループに3人ずつきました。その他に,2人の6年生が視力検査補助として仕事をしました。
「こっっちだよ。階段気を付けてね。」
「おトイレに行きたい人はいませんか。」
とと、優しく声を掛けたり、
「では、読み聞かせをしますよ。」
と、予め用意していた絵本の読み聞かせをしたりする子ども達。流石は6年生と感心しました。と、同時に、お姉さんお兄さんの言うことを良く聞いたり、読み聞かせでは、目をまん丸にしてお話の世界に入り込んでいる子ども達がとってもかわいらしかったです。 全ての健診・検査が終わり、体育館に戻ると
「みんなが桜城小学校に入学してくるのを楽しみにしています。さようなら。」
と、笑顔でお別れをしました。
 会場準備も,健診のお世話も,「今度入学してくる子ども達のために」と,一生懸命仕事をした6年生の子ども達でした。

2012年10月23日(火)
鑑賞教室〜西村由紀江ピアノコンサート〜

 ピアニストで作曲家の西村由紀江さんをお招きして、鑑賞教室を行いました。本校でのスクールコンサートは、今回で5回目になりました
 西村さんは、毎回、子ども達と楽しく対話しながら演奏を聴かせてくださいます。「今日は、風が気持ちいいなと思うと、言葉のかわりに曲が浮かんでくるんです。」と曲を創るときのお話のとともに『素敵にモーニング』を弾いてくれました。手拍子しながら聴く子ども達。演奏が終わると「みんなが、リズムに乗ってくれたので、気持ちよく弾くことができました。」と西村さん。
 今回は、絵も見せてくれました。絵からイメージする音楽を曲にした『出会い』『進め、進め』。東日本大震災で飼い主と離ればなれになってしまった動物たちを救う取組をしているなかで撮影された映像とともに『やさしい風』を弾いてくださいました。子ども達も、私たち職員も、スライド上映される映像を見つめながら、曲の世界に引き込まれてしまいました。
 最後に、「苦手なことがあったり、辛いことがあったりすする人もいるかも知れません。でも、夢を持っていれば、必ず叶うときが来ると思います。」という希望に満ちたメッセージを『ビタミン』の演奏と一緒に贈っていただきました。西村さんの温かなお人柄に触れ、私たちの心も、とても温かくなったピアノコンサートでした。

2012年10月22日(月)
研究授業〜養護教諭実習生〜

 今月6日(土)運動会の日からから、養護教諭としての実習に来ている、岩手県立大学の学生2名による研究授業が行われました。
 2校時(写真左)は、1年1組での授業の様子です。題材は、
『歯を大切にしよう』でした。はじめに、むし歯のでき方の過程を写真や絵で教えていただきました。次に、歯の汚れが溜まりやすいところを、黒いクッキーを食べて確かめました。その後、正しいみがき方で、実際に子ども達が歯みがきをしました。
 3校時(写真右)は、3年1組での授業の様子です。題材は、『目を大切にしよう』でした。はじめに、目の役割や視力低下の原因であるドライアイについて、絵や写真で教えていただきました。次に、子ども達は、15秒間目を開けたままにし、ドライアイを実際に体験した後、目を大切にするために、日常生活の中でどのようにしたら良いかを考え発表しました。その後、目の疲れをとるためのマッサージの方法を教えていただき、みんなでやってみました。
 1年生も3年生も、今日の学習で分かったことをしっかりと書きまとめ、これからのめあても決めることができました。
 実習生2名の先生達方は、教材研究をしっかりと行い、子ども達を惹きつける資料提示をし、堂々とした立派な授業を行いました。

2012年10月19日(金)
3年生社会科見学 〜りんごの収穫体験〜

 3年生は社会科見学で、熊谷果樹園に行き、りんごの収穫体験を行いました。目の前の真っ赤なりんごを前にして、子どもたちは大喜び。熊谷さんに取り方を教わって、早速挑戦しました。大切に手を添えて、枝を傷つけないようにそっと収穫しました。自分たちが摘果をした木で収穫させていただいたりんごを手にして、二重の喜びを味わうことができました。
 手にしたりんごの品種は「ジョナゴールド」。今年は猛暑のため、例年よりも1週間程度収穫時期が遅くなったとのことでした。摘果の後、真っ赤に色づけるためにりんごを裏返したりするなど、たくさんの手をかけて今日の収穫に至ったことをお聞きし、子どもたちはりんご作りの大変さと収穫できることの喜びを、お話を通して感じることができました。
 熊谷さんのりんごは、JAの選果場を経て市場に送られたり、直接、桜城小学校前の「クロステラス」の店頭にならんだりすることをお聞きしました。お忙しい中子どもたちにご指導いただきました熊谷さんに心から感謝申し上げます。

2012年10月18日(木)
いもほり〜1年生〜

  1校時、校舎をまわり、一階に行くと空っぽになった1年生教室の外から、楽しそうな声が聞こえてきました。教室に入って外を見ると、教室の前の学級園で、待ちに待ったいもほりの真っ最中でした。
「先生、見て見て…。」
と、大きなさつまいもを見せてくれました。
「先生、ぼくの顔よりも、こんなに大きいのもあったよ。」
と、両手を広げて教えてくれました。
「わー、すごい大きいねえ。見せて見せて。」
というと、嬉しそうにちっちゃな手が余計ちっちゃく見える大きな大きなさつまいもを手に取って見せてくれました。
「おいしそうだね。早く食べたいね。」
というと
「はい!」
と笑顔で元気な返事が返ってきました。
 学級園の向こうには、収穫したさつまいもがいっぱいにあふれた大きな漬物用のたるが3つ並んでいました。今年は去年にも増して豊作のようです。

2012年10月17日(水)
長縄跳び

 10月30日(火)3〜4校時に、児童会の大きな行事の一つとして『さくらぎ集会』が行われます。この集会のめあては、「さくらぎ集会を楽しみ、兄弟学級との仲を深めよう。」です。
 さくらぎ集会で行われるお楽しみの一つに、長縄跳びがあります。子ども達は、長縄跳びの練習を毎日行っています。この長縄跳びでは、兄弟学級とペアになって跳びます。「まずは、自分たちがお手本を見せなければ…。」と、学級毎に練習をしているところもあれば、今から上学年が下学年の兄弟学級を誘い、一緒に練習をしているところもあります。
「1,2,3,…」と数えたり、
「さん、はい。」と入るタイミングを教えたり、手をつないで跳んだりと、楽しく跳んでいます。

 今週から始まった兄弟学級でのあいさつ運動『ニコニコ桜城隊』の取組、10月の児童会月目標「思いやりの心を広げよう。」と合わせて、互いの兄弟学級とふれ合ったり、思いやりの心で縄跳びをしたり、心が温かくなる姿があちらこちらで見られます。「心が姿に表れる」ここにあり、です。

2012年10月16日(火)
全校朝会

 体育館入り口では、執行部の子ども達に負けない元気の良い挨拶をした子ども達ですが、体育館に入った途端、しんと静まり返り整列をしました。そして、執行部の児童に続き、声を揃えて挨拶をして全校朝会が始まりました。
 校長先生のお話では、二つのことをお話しいただきました。
 一つめは、運動会で頑張ったみなさんに、心の一等賞を贈りたいというお話でした。勝ち負けではなく、全力で走ったこと、係活動や応援、集団演技や競技、開閉開式をみんなと力を合わせてやり抜くことができたことに値打ちがあるということを教えていただきました。
 二つめは、明るい挨拶や礼儀正しいことをしたりや優しい言葉を口にしている人達は、優しい顔をしていて、優しい心をもっている心の強い人であるということを、一つめのお話と同じように具体例を交えながら教えていただきました。
 子ども達は、真剣な眼差しで頷きながら聴き入りました。職員は、いつものようにメモを取りながら聴き、教室に戻って朝の会でふり返り心にしみ入る指導をします。
 朝会が終わり、今月の歌を歌いながら教室に戻ります。右の写真は体育館出口で子ども達を見守っている校長先生と副校長先生に会釈をしながら体育館を後にする子ども達の姿です。

2012年10月15日(月)
お話の風キャラバン〜全学級〜

 うれし野こども図書室のみなさんにお越しいただき、ストーリーテリングの会をもちました。2校時は全学年1組、3校時は全学年2組で行いました。
 はじめに、お話のロウソクに火を灯しました。子ども達は燃える炎を見つめ、スーッっと、まるでお話の世界に入って行きました。
写真は2年生の様子です。2年生では、絵本3冊、お話3つ。絵本は、『まほうのコップ』『ひぐまのあさ』『しゃくりがいこつ』お話は
『ババヤガーの白い鳥』『三まいのおふだ』『アナシンと5』それぞれ、ロシア、日本、ジャマイカの昔話でした。
 一つのお話毎に、
「しゃっくりっが止まらなかったらどうする?しゃっくりが止まらなく て困った骸骨さんのお話です。」とか
「ジャマイカって知ってる?ウサインボルトさんも小さい頃聞いた  かも知れないお話です。」と、お話への誘いかけがあり、お話の世界に引き込まれていきました。
 子ども達は、「わ〜。」と歓声を上げたり、絵本を見せていただいて、自分が想像した登場人物と比べたり、呪いのお話では「言っちゃだめ、言っちゃだめ!」と小さな声で動物たちを応援したりしながら、お話の世界を楽しみました。
 最後は、日直さんが「フーッ。」とお話のロウソクの火を吹き消してお話の部屋を閉じました。お話ししてくださった方に、「楽しかったです。またいらしてください。」と伝え、大きな拍手でお礼の心を伝えました。
 子ども達は「今日のお話、図書室にもあるかな?」と、読書への意欲が更に高まったストーリーテリングでした。

2012年10月12日(金)
思いやりの心を広げよう

 10月の児童会目標は「思いやりの心を広げよう」です。学校生活の様々な場面で見つけた思いやりの場面をカードに書いてハートの台紙に貼るという取り組みです。
 カードには、「遊び時間に縄跳びに誘ってくれて嬉しかったこと」「教室の本を整理して見やすくしてくれたこと」など自分が嬉しかったことがたくさんのカードに書かれていました。一つ一つのカードを読んでいくと、心が温かくなってきました。学級でその日の思いやりを発表したり、ハートに書かれたカードを読んだりしていると、子どもたちの心も写真のハートのように、心が温かなっていくことでしょう。
 学校で生活している中でふれる友だちのやさしさを、あらためてカードに書き表すことで友だちの思いや行動がより身近に、より温かく感じられる児童会の取り組み。そして、その思いを素直に表現できる桜城の子どもたち。きっと10月の終わりには、どの学級にも思いやりの花がいっぱい咲くことと思います。

2012年10月11日(木)
業間休み〜体育館〜

 今日は、どんより曇空で一日がスターとしました。気温は平年を2℃ほど上回っているというのですが、日差しがないと寒々とした感じがします。
 子ども達は、今日も朝から元気に遊んでいました。
 カメラを提げて、業間休み、体育館をのぞいてみました。体育館半分では、バスケットボールをしていました。もう半分、ステージ側半分では、鬼ごっこと縄跳びをしていました。どちらも6年生の子ども達でした。汗を流しながら全速力で走り回って鬼ごっこをしている姿になんだか感心してしまいました。女の子達は長縄跳びをしていました。1年生の子も交え、縄を大きく回したり、波のように揺すったりしながら楽しく遊んでいました。
 間もなく、さっきまでボールを懸命に追いかけていた子ども達が体育館を後にし始めました。時計を見ると、時計の針が休み時間終了5分前を指していました。チャイムが鳴る前に、遊びをやめて教室に向かうことが当たり前になってきていることに感心しながら体育館を後にしました。

2012年10月10日(水)
運動会の成果をこれからの生活に

 「仲間と心を一つにし、すべての力を出しつくせ」のスローガンのもと、競技に演技に、応援に取り組んだ運動会。たくさんの成果を上げることができました。今日は、どの学級でも事前にきめた目標を一人一人がふり返り、学級で話し合い、その後学団で集まって成果を確認し合いました。
 3・4年生も6校時に集まって、それぞれ学んだことを発表し合いました。4年生からは「3年生に縄跳びのコツを教えることができました。」「ダブルダッチの練習で、いいぞ、その調子など励ましの声が大切であると気付きました。」など、3年生との関わりや雰囲気を高めるための声がけの大切さが出されました。3年生からは「しゃべらずに行動すると整列が早いこと。」「周りを見ながら、自分から考えて行動するとうまくいくこと。」など、実際に4年生が行動で示してくれたことがたくさん出されました。
 最後に浪岡先生から、運動会の表現をはじめ、競技や応援が成功したのは、「くり返し練習したこと」「よく見て、考えて行動したこと」「力を合わせたこと」があったからであり、これからの学校生活のどの場面でも大切であることが話されました。そして、全校朝会をはじめ、いろいろな場で力を発揮していくことを確認し、学団集会を終えました。
 桜城小学校では、3・4年生のように、学団で取り組むことを大切にしています。上学年の姿を見て、下学年は考えて行動する。上学年は、下学年の手本として行動することをめざしています。相互に思いやりの心を大切にしながら成長できる姿をこれからも大切にしていくことも改めて確認した学団集会でした。

2012年10月6日(土)
大運動会

 今日は,桜城小学校大運動会。今年度のスローガンは「仲間と心を一つにし,全ての力を出しつくせ!」でした。赤,白,それぞれの組が,心を合わせて協力し,勝利を目指して全力で頑張ろうという意味が込められています。
 本校では,全部で25の種目があります。その中から,本校ならではの1年生のチャンスレース「さがそう!大好きなお兄さんお姉さん」を紹介します(写真左)。1年生の兄弟学級としてペアになっている6年生のお兄さん,お姉さんが大きな段ボールの中に隠れています。「よーい,ドン!」の合図とともに走り出し,お目当ての段ボールを開けてみます。そして,自分のお兄さんやお姉さんを見つけて手をつないでゴールします。「この中にいるよ!」と心の中で言いながら,段ボールの中に隠れているお兄さん,お姉さん。「お兄さんはここかな。」「お姉さんはこの中かな。」という思いも一緒になって,見付けるとありったけの笑顔で手をつないでゴールします。とっても微笑ましく心が温かくなる競技です。
 写真右は,5〜6年生の集団演技組み体操です。今年のテーマは「明日(あした)へつなぐ」でした。一つ一つの演目ができあがる度に歓声や拍手が起こりました。見事な演技でした。
 スローガンの通り,どの子も,全力で走り切りました。ありったけの力を出し切って演技をしました。力の限り声を出して応援をしました。一人一人の輝きが学年の輝き,組の輝き,そして,全校の輝きになりました。
 最後まで,子ども達に声援を送っていただき,運動会を盛り立てていただきました。また,運動会終了後の後かたづけにも,たくさんの保護者の方にご協力いただきました。おかげさまで,今年も素晴らしい運動会となりました。ありがとうございました。

2012年10月5日(金)
井堂先生をお迎えした〜6年生〜

本校の卒業生で,子ども達の大先輩でいらっしゃる井堂雅夫先生においでいただき,子どもの頃のことや,版画家としてのお仕事等についてお話をしていただきました。
 井堂先生は,子どもの頃から絵を描くことが大好きでしたが,当時はスケッチブックや色鉛筆など,絵を描く用具を手に入れることが難しかったそうです。とても絵が上手かったので,絵のコンクールに出すことを先生に勧められたそうです。絵が入賞すると,絵を描く用具がいただける,そうすると,もっともっと大好きな絵を描くことができると考え,一生懸命大好きな絵に向かったのだそうです。
 子ども達から,「井堂さんは絵を描くとき,どんなことを考えて描くのですか?」という質問が出ました。井堂さんは,写真の様に描くのではなくて,自分が見て感じたことを絵に表現すること,自分が伝えたいことを絵に込めて表現しようということを教えてくださいました。
 自信がなくなったりしたき,一番嬉しくなるのは,絵を見てくださった方からいただくお手紙なのだそうです。絵に込めた自分の思いが伝わったこと,その方と心が通い合えたと思ったときに自信を取り戻せるようになるのだということも教えていただきました。
 絵を描きたいという自分の夢をかなえることができた井堂さんは,自分の夢をもつことの大切さ,夢を叶えるためには,信念をもって,絶対にあきらめないで目標に向かってすすむこと,そうすることで,夢は叶うのだという力強いメッセージを送っていただきました。生きていく上で大切なことをご示唆いただきました。
 明日は,6年生の子ども達にとって,最後の運動会となります。今日のお話を聞いた子ども達は,また,新たな気持で明日の運動会を迎えられそうです。

2012年10月4日(木)
運動会総練習

 どんより厚い雲に覆われた今日、1〜2校時運動会総練習を行いました。開会式、閉会式、エール交換、応援合戦、1年生の徒競走、1・2年生の団体競技赤白大玉ころがしを行いました。どの学年も応援や競技、係活動を一生懸命行いました。業間休みもはさんで、3校時前半までの計画で行った総練習でしたが、子ども達の動きや係の連携がとてもスムーズにできたので、2校時終了と同時に終えることができました。
 今日の練習では、とても子ども達の直向きな良い姿や動きに嬉しくなりました。と、同時に、更に良い運動会を創り上げていくために必要な課題も見えてきました。学級学年、或いは学団での話し合いを大切にし、私たち職員と子ども達が心を一つにして明後日10月6日(土)に行われる大運動会に向けて、あと二日間の新たなスターとを切った総練習となりました。

2012年10月3日(水)
枝払い

 3校時、校庭では3年生が徒競走の練習やチャンスレースの仕方を学習していました。子ども達の元気な返事が校舎にこだましていました。
 校庭の端にある樹木で用務員の工藤先生と佐藤先生が作業をしていました。木の枝が伸びすぎて子ども達に危険なものにならないように、道路やご近所の迷惑にならないように、また、木のよりよい成長を促すようにするために行っているのでした。
 左は、木の枝を切り、ごみの収集に出せるように更に細かく切っていました。
 右は、はしごを使って木の幹に登り、枝を切り落としているところです。この木は、市内大通りの街路樹としても植えられている大きなはを青々と茂らせている木です。こうして枝を払うことで来年もまた春の訪れと共に新芽を出したくさんの葉を茂らせるのだそうです。 
 昇降口に入ると、体育館からは元気いっぱい「エイヤー」の声。低学年がキッズソーランの練習の真っ最中でした。あと二日で大運動会です。

2012年10月2日(火)
学校侵入避難訓練

 第2回目の学校侵入避難訓練を行いました。今回は不審者が学級に入ったことを想定した訓練です。
 まず、不審者が授業中に学級に入って来た場合や、同じ階の他の学級に侵入した時にどうすればよいかを子ども達に考えさせながら、防犯ホイッスルを鳴らして不審者が侵入したことを周りに知らせることや教室の出入り口に施錠すること、バリケードをつくり、避難口等から速やかに避難すること等を指導しました。また、侵入者をさすまたで押さえ、子ども達を守ることもやって見せました。
 次に、実際に不審者が教室に侵入した場合についての訓練です。大きな音をたてながら、不審者に扮した用務員の先生がやってきました。担任の野崎先生の質問や退去に応じず、教室に入ってきました。子ども達は、先生の指示で、速やかに外に避難しました。
 最後は、全校児童が体育館に集まり、副校長先生のお話を聞きました。「耳を澄まして聞くこと(聴くこと)が自分の命を守ることになるのです。」というお話をしていただきました。万が一の場合の避難の仕方とあわせて、普段から「聞く」「聴く」ということがいかに大切かということも改めて学んだ避難訓練になりました。

2012年10月1日(月)
短歌〜6年生〜

 今日から10月,平成24年度も折り返し地点を通過しました。心配された台風も一気に通過し,台風一過,秋晴れの月曜日となりました。
 教室棟4階に上がる階段踊り場の掲示板には,6年生の短歌が貼られました。6年生にとっては,最後の大会となった市内球技大会と平泉を訪れたさくら遠足を詠んだものです。そのときの思いや感動が伝わってくるものばかりです。
 どうぞご鑑賞ください。
《女子バスケットボール》
 
応援を一生けん命がんばって 
    選手に届けた私の思い
 最後まで仲間を信じてあきらめず
    心を一つにボールをつなぐ
《男子サッカー》
 
応援で気持と声と情熱で 
    友情合わせ心はひとつ
 最後まであきらめないでやりとげて 
    みんなで手にした準優勝
《さくら遠足》

 
平泉ごくらく浄土目指した地 
    藤原四代やすらぎの町
 藤原氏栄華きずいた平泉 
    京に勝や極楽浄土
 平泉金色堂のすばらしさ 
    まぶしい光が心にしみた
 金色堂九百年もの昔から 
    今に伝える金の輝き