2012年度(平成24年度)
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   さくら日記 5月
2012年5月30日(水)
けやきの旅へ出発!

 6年生の子ども達は、今日と明日、二日間の日程でけやきの旅(修学旅行)で函館に向けて出発しました。
 今年度の学年のめあては「感謝の心を大切に、仲間と協力し合って函館について学び、安全で楽しい旅にしよう」です。
  盛岡駅に見送りに行くと、新幹線ホームで子ども達が青森行きはやての到着を待っていました。子ども達は、
「あ〜っ、藤原先生ーっ!」
と,、こぼれんばかりの笑顔でした。
「おはよう。みんな気をつけて、楽し旅行にしてきてね。」
と言うと、これから始まる期待に満ちた声で
「はい!」という子ども達。
 やがて新幹線がホームに到着しました。はやぶさで使われる車輌に、また大喜び。
「行ってきます。」
と元気に手を振りながら乗り込みました。間もなく発車のベルが鳴りました。今度は、車内から思い切り手を振りながら出発していきました。
 今日は、
見学先別のグループ学習です。主な行き先は、ペリー上陸の地、ハリストス正教会、旧函館区公会堂、北方民族資料館、高田屋嘉兵衛資料館、坂本龍馬記念館、北洋資料館、赤煉瓦倉庫、摩周丸、旧イギリス領事館…等々です。子ども達がめあてを持って決めた場所を路面電車も利用しながら回ります。そして、最後は、今日の宿泊地湯の川温泉のホテルに集合します。ホテルに着く前に足湯といったお楽しみもあるようです。たくさんの思い出を抱えて帰ってくることでしょう。

2012年5月29日(火)
音読朝会

 雨が上がり、ひんやりした朝を迎えました。今朝も子ども達は朝から元気に校庭で遊んでいました。
 今日は、今年度初の音読朝会でした。いい姿勢は、いい姿勢から生まれるち言われます。
 まず初めに姿勢を確かめました。
「ペタ(あし)ピン(背筋)ストン(肩の力を抜く)」の姿勢で立つこと。そして、目もぱっちり、まつげの先も上に上げるように開くことです。
 次に、言葉のもとになる母音の発声「アイウエオ」の口の形を、阿部先生の指導で一つ一つ確かめました。「ア」は、円く大きく口を開く。「イ」は、横に開けるように開く。「ウ」は、前に突き出すように開く。「エ」は、少し小さく横に開ける。「オ」は、あごを下に下ろす。ということを口形カードで示しながら確かめ、音読リーダーに続いてやりました。
 最後は、姿勢と口の形に気をつけて、『あいうえお』新井竹子の詩を音読しました。正しい姿勢で、口の形に気をつけて、はっきりとした音読が体育館中に響き渡りました。
 爽やかにスタートを切った火曜の朝の活動でした。

2012年5月28日(月)
視聴覚室のお掃除

 視聴覚室の掃除の様子を見に行きました。3年2組の子ども達がせっせと机を並べていました。
「こんにちは。」
「こんいちは。」
「みんな自分の仕事を一生懸命頑張っていて感心です。誰かに頼まれてやっているのですか。」」
と聞いてみると、
「いえ、自分たちでやっています。」
「いや〜ますます感心ですね。」
「ありがとうございます。」
の言葉。窓際に寄せられた机を元に戻していました。
 今年からキャスター付きの会議用机が入りました。
「キャスターのストッパーは外しましたか。」
と聞くと
「はい、外しています。」
「真っ直ぐに並べたら、ストッパーかけてくださいね。」
「あっ、そっか。はい。」と返事。そして他のみんなにも
「ストッパー掛けて。」と呼びかけていました。
「藤原先生、椅子も入れていいですか。」
と言うので、
「そうですね。一つの机に3個ずつ入れてください。」
「はい。」と、瞬く間に椅子もきれいに入れられました。
 入り口には、見事にズックが揃えて並べられています。まさに
『心が形に表れる』そのものの清掃でした。外の雨とは反対に、晴れ晴れとした気持ちになりました。

2012年5月25日(金)
研究授業*4学年

 今日は,第1回全体授業研究会,4年生の授業でした。
 授業は,教科書教材『一つの花』です。場面や情景の移り変わりとともに変わる登場人物の気持ちについて想像して読み,考えたことを発表し合い,一人一人の感じ方の違いがあることに気づくことを単元のねらいとして授業が行われました。
 左は,1組浪岡学級学級の授業の様子です。物語の中に繰り返し出てくる「一つだけ」という言葉に目を付けて読み,「一つだけ」という言葉がお父さんにとってどんな意味の言葉だったのかをみんなで考える学習をしました。
 右は,2組千葉学級の授業の様子です。はじめに,小グループで「一つだけ」という言葉は,お父さんにとってどんな意味の言葉だったかをのかについての考えを聞き合いました。その後,『一つの花』という題名が付けられたわけについて自分の考えを出し合いながらみんなで考える学習をしました。
 「一つだけ」の言葉をキーワードに,行動や様子,気持の分かる言葉を根拠にしながら真剣に学習に向かった子ども達でした。

2012年5月24日(木)
プール清掃*6年生

 晴天のもと,プール清掃を行いました。
 プールの安全・保守のため,今年もプール内とプールサイドの一部にモルタルを塗ってあります。
 今日の清掃に当たったのは,6年生の子ども達です。トイレ,更衣室の清掃と水拭き,そして,プールサイドに水をまき,ブラシでこすって汚れを落としました。監視台も設置。ビート板棚も設置して完了しました。プールサイドの水を流す溝には,枯れ葉がたくさん詰まっていました。バケツに次々と水をくみ,こすったところにザッと水を流しました。初めは、水を流す度にドロドロの排水が流れました。
 子ども達は、
「きれいになってきた。」
「気持ちいい。」と、声を上げながら、とっても一生懸命掃き上げ、磨き上げました。きれいになったところからコンクリート本来の色が顔を出しました。
「後、10分。」「5分…。」と、終わりの時刻を告げると、
「はい!」と返事をしながらも、
「もっときれいにしたいな。」という声も上がるほどでした。自分のところが終わると、更に自分で仕事を見つけ,せっせと働く6年生の姿は流石でした。
 今月末,プールに水を入れ,浄化槽の運転操作点検,学校薬剤師さんによる水質検査等の安全確認を万全に行います。そして、6月18日からのプール開き週間に備えます。
「ぼくたち,私たちの手で,全校みんなのためにきれいにするんだ!」という6年生一人一人の意気込みが伝わってくるプール清掃でした。

2012年5月23日(水)
全校朝会

 今朝は,今年度初の全校朝会でした。体育館に向かうと,いつものように執行部の子ども達が,体育館のモップがけや放送準備をしていました。
「おはよございます。」「 おはようございます。ご苦労様。」
 間もなく,体育館入口でミーティングが始まりました。執行部担当の要永先生と共に,みんなを迎える時の挨拶について話し合っていました。
「どんな気持で挨拶をしてみんなを迎えるのですか。」
「一日の始まりにふさわしい,切れのある声で挨拶をします。」
「一日の始まりだから,爽やかで気持ちのいい一日が送れるような挨拶をします。」…と全校を迎える思いを出し合っていました。
「そうだね,その心を届けるために,相手に伝えるために,目を見て挨拶をしましょう。」という要永先生の言葉に「はい。」と執行部の子ども達。そして,次々と体育館に入ってくる各クラスの子ども達と挨拶を交わす声が響きました。
 校長先生のお話では,廊下の綿埃に気づいて4階から1階まで掃き掃除をし,途中で止めたくなる自分に打ち克ち,最後まで一生懸命やり遂げ,頑張ることは自分に自信もてることでもあることに気づいたという内容の作文が紹介されました。子ども達は,自分に置き換えながら真剣に聞いている様子でした。
 先生達は,熱心にメモを取っています。いつもの朝会の風景です。学級に戻った後,校長先生のお話をみんなでふり返り,話し合い,価値付けをしながら心を育てている桜城の教育です。

2012年5月22日(火)
基点確認訓練

 基点確認訓練を行いました。
 これは,子ども達が登校途中或いは、下校途中で地震に遭った場合にどのように対処すればよいかよいかを判断し行動する力を身に付けさせるために行うものです。全校児童を通学路別に10のグループに分けそれぞれのグループを色分けしてあります。子ども達が自分の色が分かるように、名札の裏にシールを貼っています。
 2校時、校庭に色別に子ども達が集まりました。担当職員が名簿で確認をします。そして通学路別に分かれて歩き出します。初めは、学校を出発するので下校を想定して行います。
「もしここより前で地震が来たら,学校に戻るのですよ。ここを越  えたら家に向かうのですよ。」
と、基点になる地点を教え確認します。また、ところどころ立ち止まり、危険が予想されてる箇所も確認しながら歩きます。帰りは,登校を想定して学校に向かいながら危険箇所を繰り返し確認し、基点を確かめて戻ってきました。
 『自分の安全、命を守るために、自分で考え行動する力を付ける』ための重要な防災教育です。

2012年5月21日(月)
金環日食

  今日は金環日食が観測される朝でした。本校では、子ども達の安全な登校を確保するために、交通安全指導場所に職員が立ちました。
「よそ見をしないで歩くこと」「周囲の安全に気をつけて歩くこと」
「決して太陽を見ないこと」を呼びかけながら、子ども達が安全に登校できるよう指導しました。
  学校では、観察したい子ども達を対象に、担当教師が当たり、遮光プレートを使った金環日食観察会を行いました。たくさんの子ども達が集まりました。太陽を背に並び、自分の番になったら遮光プレートを目に当て太陽の方向を向いて観察します。「わ〜、お月様みたい。」「あ〜、すごい。」など、初めて見る円くない太陽に驚いている様子でした。
自分で用意した観察用遮光板を持ってきた子ども達もいました。
「藤原先生、見てください。すごいですよ。」
と遮光眼鏡を貸してくれる子もいました。
「ありがとう。どれどれ…、わー、ほんとだねえ。太陽が三日月み たいだね。」
「先生、影もおもしろいですよ。」
「何々…、あっ、本当だね、日光が三日月の形をしているね。」
 木もれ日や小さな穴を通って投影される日の光が、三日月状に見られることも、新しい発見でした。画用紙に、たくさんの小さな穴で、ニコニコ笑顔を形どって開けたスケッチブックを持ってきた子もいました。穴を通った三日月形の光で形どられたニコニコ笑顔に歓声が上がりました。
 次回今回のように日本全域で観測できるのは、300年後とか…。とても貴重な観察をすることのできた、今週のスタートです。

2012年5月18日(金)
おかえりなさい!5年生*クローバーキャンプ

 2泊3日の日程を終えて,クローバーキャンプから元気に子ども達が帰ってきました。
 1日目,閉伊川源流を探索をしながら、岩場の頂上をめざした兜明神岳登山,野外炊事で夕食カレー作り、そしてドキドキワクワクのナイトハイク,テント泊。2日目は,追跡ハイク,ネイチャーゲーム,赤々と燃えさかる友情,協力,思いやりの炎を囲ん大いに盛り上がったキャンプファイア。そして,今日最終日は水晶探し。
 テーマ『思いやりの心で協力し合い、友情を深めるクローバーキャンプにしよう』の通り、大自然の中で,5年生みんなが心を一つにすることができた思い出いっぱいのクローバーキャンプになりました。
 子ども達は、この3日間で,なんだかたくましくなったように見えました。キャンプファイアで火の神からいただいた友情,協力,思いやりの炎を燃やし続けながら,高学年としてのこれからの学校生活を、更に充実したものにしていくことでしょう。

2012年5月17日(木)
そよかぜスピーチ*3〜4年生

 今日は、朝学習の時間、今年度はじめての中学団そよかぜスピーチが行われました。スピーチしたのは、3年生二人でした。
 一人目は、食べることが苦手だった給食が少しずつ食べられるようになり、次は卵を食べられるように頑張りたいというスピーチでした。
 二人目は、友達を作るために自分から勇気を出して声をかけ、一緒に遊んだりすることで友だちの輪が広がってきたというスピーチでした。
 二人とも、はっきりとした言葉で、みんなに伝えるようにゆっくりとスピーチしました。
 写真左は、熱心にスピーチを聞いている子ども達。右は、感想を話す人におへそを向けて聞いている様子です。 
 感想を述べるのは、4年生の子ども達でした。話し手の内容を受け止めて、自分の経験や体験と重ね合わせながら感想を述べたり、励ましたり、アドバイスをしたりしました。その中で、浪岡先生の「つなげてなんて言ってあげたらいいかな。」「こうしたらできるようにったよ。」とか「自分がやってみたことを話してあげるといいね。」「教えるだけでなく、自分はどんなめあてをもっているのかも話すといいね。」と教えていただきながら、上手にキャッチボールをすることも学びました。
 教室だけではなく、このように学団で行う『そよかぜスピーチ』や、全校で行う『スピーチ朝会』なども通して「心をつなぐことばの交流ができる子」を育てている桜城小学校です。

2012年5月16日(水)
4年生社会科見学「ごみの行方」

 ごみの学習を進めてきた4年生は、もっと詳しく学ぶためにクリーンセンターとリサイクルセンターを見学してきました。
 初めに行ったのは、クリーンセンターです。ここでは盛岡から出る燃えるごみを処理していく過程を学習しました。ごみピットという学校の体育館のような大きさの入れ物に集まっているたくさんのごみ。子ども達は、その多さに驚き、コンピューターで制御され処理されていく様子にとっても感心していました。
 次に、リサイクルセンターに行きました。たくさんのペットボトルや空き缶が、リサイクルされていく様子を初めて見た子ども達は、きちんと分別して出すこと、きれいに洗って出すことがどれだけ大切かということをあらためて実感することができました。
 今日の見学を通して、ごみを減らすこととリサイクルすることを毎日の暮らしの中で行っていこうという気持ちを更に強くもつことができた、
とってもためになった社会科見学でした。

2012年5月15日(火)
児童朝会*JRC登録式

 平成24年度JRC登録式が行われました。
 はじめに、JRC委員会が主な活動を紹介しました。プルタブ集め、赤い羽根募金、ユニセフ募金、一円募金、書き損じはがき集めです。
JRC委員長の紹介に合わせてプラカードを示しながら、みんなによく分かるように説明しました。
 次に、学年毎に「誓いの言葉」を述べ、青少年赤十字の高橋先生に署名を提出し、バッジを受け取りました。
 最後に、高橋先生からお話をいただきました。
・「わたくし達は」というのは、一人一人が自分に誓うことであるこ と。
・昨年の自分より成長した自分が、今年はこんなことを頑張りた  いというめあてをもって頑張ることが大切であること。
・自分に誓いを立てて努力し、たとえできなくても努力し続けるこ とが大切であること。
・肌の色や考え方が違っていても、人の命を守るということは同じ であること…等についてお話をいただきました。
 今年もめあてをもって、人のために尽くそうという誓いを新たにした子ども達です。

2012年5月14日(月)
気持ちのいいスタート

  校庭があおあおしてきました。木々や草花は、もうすっかり春の装いです。
  2校時、校庭では、4年生が体育の授業をしていました。歓声が上がったり、体操するかけ声が聞こえたり、元気な声が校舎にこだましていました。2校時の終わる頃
、カメラを提げて校庭に出てみました。体育の授業の終わりの時間を使って、明日行われるJRC登録式のことばの練習が始まりました。
「はい。」
と元気に返事をして立つ姿にやる気がみなぎっていました。
 昇降口のオオモミジに下げてある温度計は既に17℃を指していました。心字池をのぞいてみました。温かな日差しが差し込む池の中を、去年より一回り大きくなったように見える鯉たちが元気に泳ぎ回っていました。時折、大きな口を水面に出して、えさを待っていかのよいうにぱくついていました。やがてチャイムが鳴りました。子ども達が元気いっぱい校庭に繰り出してきました。今週も、気持ちのいいスタートを切った月曜日です。

2012年5月11日(金)
ブックトーク

 昨日の研究授業で、『カレーライス』の学習を終えた6年2組の子ども達です。
 今日は、朝学習の時間に研究主任の八重樫先生がブックトークをしました。
 初めに、『カレーライス』に登場した主人公ひろしは、6年生のみなさんと同じ年だったことを想起させました。そして、子ども達と同じ年頃の人物が登場する本の紹介をしました。
 紹介した本は、全部で6冊でした。初めに紹介したのは、『カレーライス』の作者と同じ重松清さんの作品『あいつの年賀状』というお話でした。まずその本の一場面を読み聞かせし、
「このお話の書き方、何かと似てませんか。」
と問いました。
「似てます。カレーライス…。」
という子ども達の声。
「そうです、この本は、カレーライスと同じ著者、重松清さんが書い たものなんです。」
子ども達は、一気に笑顔になりました。
 そして、次々と、本の表紙を見せて粗筋を紹介していきました。後半、お話の舞台が盛岡で、作者が盛岡に単身赴任したときの体験をもとに書いた本『ありがとう、夏休み。』も、一部読み聞かせして紹介しました。子ども達は、身を乗り出して真剣に聞いています。読書意欲を駆り立てられるブックトークでした。すぐにでも手にとって読みたくてたまらない様子の子ども達でした。

2012年5月10日(木)
研究授業*6学年

 今年度、初めての研究授業が行われました。
 第1回目の今日は、6年生の授業でした。今年度は、一つの単元の2つの場面を、2つのクラスそれぞれで授業を公開するというスタイルで行います。
 今日の授業は、教科書教材『カレーライス』
です。視点を変えて物語をリライトし、登場人物の心情を読もうを単元のねらいとして授業が行われました。
 左は、1組室岡学級の授業の様子です。物語の主人公ひろしの視点で書かれている文を、お父さんの視点でリライトする方法を学習しました。
 右は、2組要永学級の授業の様子です。お父さんの視点でリライトしたものを交流し、主人公ひろしに対する心情をとらえることを中心に学習しました。
 子ども達は、友だちの考えを聞き合いながら、リライトに興味をもち、また、リライトされた友だちの作品を楽しみながら読み合いました。
 これから、1学期中に全ての学年ときこえとことばの教室の授業研究会が行われます。

2012年5月9日(水)
兄弟学級*4年生と2年生

 ポカポカお日さまの光を浴びながら、校庭いっぱいに子ども達が走り回っていました。今年からお姉さんお兄さんになった4年生の子ども達のリードで、2年生の子ども達が楽しそうに遊んでいました。今日の2校時は、兄弟学級の遊びを通した交流の時間として計画を立てていたのでした。
 マラソンコースでは、両手を高く上げて立っている友だちにタッチをする遊びをしていました。
「何をして遊んでいるんですか。」と尋ねてみました。
「バナナ鬼です。」
「バナナ鬼?」
「鬼にタッチされたら片方ずつ手を下ろします。」
「なるほど、それがバナナの皮をむいたことになるんだ。」
「はい。」
「なるほどね。」
「何をしているんですか。」
「オリジナルゲームです。」
「オリジナルゲーム?」
真ん中に鬼が二人いて、手前の子がその二人にタッチされないように突破して向こう側にいる仲間を助けるというゲームでした。他にも、陣取りや長縄跳び、どろけいなど、グループ毎に汗をかきながら夢中で遊んでいました。子ども達の笑顔、歓声…いいものです。自然と笑顔になりました。
 4年生〜6年生は、3,4校時児童総会です。ここで承認された委員会や学年児童会の取り組みが、いよいよスタートすることになります

2012年5月8日(火)
きめ細かな指導*6年生算数

 6年1組の算数の授業の様子です。子ども達は、「整数×分数」「分数×帯分数」「帯分数×帯分数」の仕方を学習していました。 1組教室では、担任の室岡先生と15名の子ども達、児童会室には研究主任で少人数指導担当の八重樫先生と17名の子どもたちがそれぞれ授業を受けていました。今回は、問題をどんどん解いていく「ぐんぐんコース」と、問題一つ一つに時間をかけて学習を進めていく「じっくりコース」に分かれての授業。コース選択は、子ども達自身が決めます。途中で、コースを変えるのは構いません。どちらのコースも、真剣かつ積極的に授業を受けている姿が印象的でした。
 一斉指導が終わり、子ども達は問題に向かいました。聞こえてくるのは、鉛筆を走らせる音だけ。先生は、一人一人のノートを見て回ります。やがて終わった子ども達が次々手を挙げます。即座に丸を付けたかと思うと、その子ども達が終った友だちのところに行き丸を付けたり、間違いを教えたりします。
 本校では、3年生以上の学年で1クラスに二人の教師が入り、主に算数の授業を中心にきめ細かな指導を行っています。単元によって、自分でコースを選択したり、単純に2分割したり、或いは、一人の教師が授業を進め、もう一人が個別に指導したりと、様々な形態をとりながら確かな力を付けるための指導に力を入れています。

2012年5月7日(月)
すがすがしい朝

 大型連休が終わりました。学校がお休みのうちに、マラソンコースの木々があおあおと茂っていました。校舎前の花壇のチューリップも芝桜も満開です。「間に合ってよかった。」と思いながらシャッターを切りました。
 チューリップは昨年秋、今の中学一年の子ども達と小学2年生の子ども達が、兄弟学級で一緒に植えたものです。どの花も日の当たる方向を向いて、真っ直ぐに立派に伸び、大きな花を咲かせています。中学生になってたくましいスターとを切った子ども達と1年生を迎えて、お兄さんお姉さんに成長した子ども達の姿が重なって見えるようです。
 校庭では、男女一緒に元気にサッカーをしている子ども達の姿がありました。カメラを提げている私に気付くと、
「おはようございます。」
と挨拶をしたり、手を振ったりするする子ども達もいました。
「おはよう!」
と声をかけるやいなや、真っ直ぐにボールに向かっていきました。

2012年5月2日(水)
今日から風薫る5月です

 昨日は,先週土曜日の出校日の代替休日だったので,今日が5月初めての普通登校日。ちょうど連休の狭間です。
 1校時,カメラを提げて校舎を回りました。静まり返った廊下には子ども達の元気に発言する声,先生が静かにお話しする声だけが聞こえてきました。
 1年生は平仮名の学習をしていました。先生がわざとまちがってみせると「え〜,ちがいます。」とか,笑い声が聞こえてきました。こうして,楽しく学習する中で、正しく文字を書くことと同時に、『自己批正』できる力も身に付けていくのです。
 そんな,1年生の教室前廊下には,先月28日土曜日に行われた一年生を迎える会にあわせ,3年生が入学をお祝いした飾り付けがしてあります。校舎を型取ったらしゃ紙を中心に据えて「にゅうがくおめでとう!」の文字。左右には「…104年続いているあいさつをがんばってね。」「いっぱいべんきょうして,りっぱな一年生になってください。」…などなど,一人一人に宛てたメッセージを書いた桜の花が、お花紙で作られた花と一緒に貼られています。読んでみると、心が温かくなりました。
 桜が満開の校庭には,先日から大きな鯉のぼりがゆらゆらと春風になびいています。明日からの四連休、怪我や事故に気をつけていいお休みになりますように。