2012年度(平成24年度)
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   さくら日記6月
2012年6月29日(金)
水はどこから?4年生社会科見学

 快晴のもと、4年生は社会科見学に行ってきました。自分たちが毎日使っている水はどこから来て、どこへ行くのか、新庄浄水場と下水処理場へ見学に行って来ました。
 新庄浄水場は、われわれ桜城小学校に水を送る浄水場で、中津川から水を取り入れています。この川の水がどのような行程を経て飲むことのできるきれいな水になるのか、その仕組みの工夫に子ども達は感心していました。自分たちの飲み水の元は川だということを目の当たりにし、川の水を汚さないことを強く誓ったようでした。
 次に向かったのは下水処理場です。ここに流れ着いた汚水は、微生物の
力できれいにされています。それを知った子ども達は、それが何という虫なのか興味津々。ゾウリムシ、アメーバなどの写真を見せてもらい、その度に感嘆の声を上げていました。また、この施設は広いのはもちろんですが、地下にも広がっていて、汚水をきれいにするにはこのぐらいの大がかりな施設が必要なのかと感じた様子でした。
 今回の社会科見学を通して、水に対する意識は大きく変わったようです。川を汚さないことはもちろんですが、これからは自分の家から出る汚水にも興味をもって生活していく子も一段と増えると思っています。

2012年6月28日(木)
3年生 りんご園で摘果体験

 初夏の快晴のもと、3年生は社会科見学を行って来ました。バスで、盛岡中央工業団地を見学した後、熊谷果樹園を訪れました。最初に熊谷さんからりんご作りの仕事について説明をしていただきました。2月から作業が始まるりんごづくりの一年間。今は、果実を大きく育てるための「摘果」の時期であること、果樹園は、日中の温度が高く、夜間の温度が低いことを生かしておいしいりんごを作っていること、18ヘクタールで約2万本のりんごの木を育てていることなどをお話ししていただきました。子どもたちから「りんごの種類のこと」「働く喜び」「味の違い」などの質問が出され、丁寧に答えていただきました。
 その後、熊谷さんの手ほどきを受けて、実際に摘果の作業を体験させていただきました。大きい実だけを残して、回りの小さな実を丁寧に摘み取り、大きな実になるように心を込めて作業を行いました。秋には、自分が作業した木で、りんごの収穫作業をさせていただけることをお聞きし、ますます張り切って時間を忘れて、たくさんの実を摘み取りました。「楽しいけれど、熊谷さんはたくさんの木のお世話をするのでたいへんですね。」という思いを持ちながら作業体験を終えました。
 熊谷さんの思いや自分の体験を生かして、これからの社会科の学習をしていこうとする思いが、今日の学習を通して強くなったということをふり返りに書いた子どもがたくさんいました。
 お忙しいところ私たちのために時間をとってくださった熊谷さんに感謝いたします

2012年6月27日(水)
さくらぎコンサート

 音楽的歌や合奏の練習を発表したり,他の学年の発表を聴いたりすることによって音楽を愛好する心情や音楽活動の基礎的な能力を養うことと,学年のめあてに向かい,心を一つにしてよりよい音楽を創り上げようとする態度を育てること,音楽会にふさわしい行動の仕方をみにつけさせることをねらいに,さくらぎコンサートを行いました。
 茶つみを二人組で手を打ちながら歌ったり,習い始めたばかりのコーダーを上手に演奏した3年生。ドレミの階段を上ったり下りたり,振りを付けて楽しく歌った2年生。3つのリズムで追いかけっこをしたり,重ねて元気いっぱい表現した1年生。輪唱の重なりを,強弱をはっきりさせながら優しい声を響かせた4年生。自分のパートを一人一人が自信をもって美しく歌い上げた5年生。「ほたるこい」を伴奏なしの輪唱で歌い上げたり,私たちの桜城小学校を「ふるさと」として心に響く合唱を披露した6年生。どの学年も,毎日の生活と学習の成果が表れたレベルの高い技能、素晴らしい発表,とても素敵な感動的な桜城コンサートになりました。
 お忙しいところおいでくださった地域の方々,保護者のみなさんありがとうございました。 

2012年6月26日(火)
朝の奉仕活動*4年生

「おはようございます。」
「おはようございます。ご苦労様。ありがとうね。」

通りかかる先生方も、口々に、
「おはようございます。ありがとう。」
と声を掛けます。
 4年生の朝の奉仕活動は、北階段の清掃です。日直当番が、四階から一階まで、丁寧に掃き掃除をしていました。
「ごみはたくさんありましたか。」
と聞くと
「今日は少ないです。」
と笑顔で答えました。
 そして、一階まで来ると、更に数段低いところにある灯油倉庫の入り口まで掃いてごみを集めまていました。
「そこまで気付いてお掃除するなんて、先生びっくりしました。感心 です。」
「ありがとうございます。」
 二人で少しのちりも残さないように、優しく丁寧にごみをとってお終いです。差し込む朝の日差しに照らされた階段が、一層きれいに輝いて見えました。

2012年6月25日(月)
新しい花壇*西広場

 西広場に新しい花壇がお目見えしました。ここは、砂場だったところです。用務員の工藤先生と佐藤先生が砂場を花壇に生まれ変わらせてくれました。
 先週の金曜日、高跳びの練習をしていたとき用務員の先生方が一輪車に花の苗をたくさん積んで、西広場にやってきました。前もって砂場の土を入れ替えて、花を植える環境を作っていたのでした。早速駆け寄って
「お疲れ様です。なるほど、花壇ですか。いいですね。ここの砂場 は子ども達使ってないですもんね。」
と言うと、
「そうなんですよねぇ。ここに花を植えると、子ども達の教室から見 えるのでね…。」と言っていました。
 間もなく、1年生の子ども達が用務員の先生方の仕事に気付いたようでした。窓から顔をのぞかせて
「ありがとうございます。」
と口々にお礼を言っていました。心が温かくなりました。
 ベコニア、マリーゴールド、サルビアなどがかわいい花を咲かせています。

2012年6月22日(金)
学団体育*陸上練習

  木々の緑がいよいよ鮮やかになり、すがすがしく晴れ渡った金曜日です。たくさんの子ども達が広い校庭を所狭しとばかりに朝から元気いっぱい遊んでいました。
  陸上記録会を7月3日に控え、5,6年生の子ども達は毎日練習に取り組んでいます。研究会や会議で放課後練習ができない木曜日と金曜日には5,6年生の合同体育で練習をしています。
  本校では、毎週金曜日の放課後は『学年会の日』
と位置づけています。学年会とは、学校教育目標である「心の温かい思いやりのある人間の育成」を目指し、全教育活動を通じて『心』を育て、確かな学力を付けるための見通しをもつ大切な会です。
  学年会では、学年或いは学団で一週間のふり返りや、そこから見えてきた成果と課題を明らかにし、今後どのように指導していくかを話し合い、次週の見通しをもつようにしています。このように学年会の時間をきちんと確保しているので、充実した教育活動が行われています。
 今日も担任4人と少人数担当、研究主任、教務主任の計7名で学団体育(5,6年生合同体育)を行いました。初めに、全体で準備体操を行いった後、選手は種目別練習へ、選手以外の子ども達は、走力向上基礎トレーニングへと分かれてそれぞれ練習を行いました。どの子ども達も先生の指示を聞き、一生懸命練習に取り組みました。

2012年6月21日(木)
研究授業

 今日は、第5回全体授業研究会。授業をしたのは,5年生です。
 授業は,〜伝記を読んで受け取った「生き方アドバイス」を交流しよう〜をテーマに、伝記を読んで人物の考え方や生き方をとらえ、自分自身を見つめ直し、自分の生き方についての考えを広げたり深めたりする力や人物がしたことやその考え、筆者が考えたことの視点で伝記を読む力、好きな伝記を選んで読み、自分の生き方についての考えをもつ力を育てることを単元のねらいとして授業が行われました。
 左は,1組田代学級の授業の様子です。『手塚治虫』を読んで、人物の行動や考えと自分自身を関わらせて読み、自分自身との共通点や相違点共感できるところや生かしたいところを考え、ペアで聞き合う授業でした。。
 右は、2組内川学級の授業の様子です。自分が選んだ伝記の人物の業績や生き方から自分が受け取った「生き方アドバイス」を聞き合い、自分のこれからに生かせることを考える機会とする授業でした。
 伝記を読む視点が明らかになり、これからの読書が益々楽しくなることでしょう。

2012年6月20日(水)
理科の実験

 カメラを提げて校舎内を回りました。低学年教室棟の一階廊下には、台風の接近に備えて芽を出して間もないアサガオやミニトマトの鉢がすらりと並んでいました。直撃を免れてほっとして迎えた朝でした。
 理科室では、6年2組要永学級が理科の実験をしていました。ごはんをお湯に絞り出した白く濁った液体を二本の試験管に入れ、片方にだ液を混ぜ、もう片方は、そのままの状態でお湯の入ったビーカーに入れて時間が経過するのを待っているところでした。これは、消化液であるだ液のはたらきを調べるための実験です。ビーカーには、温度計を入れて40℃前後であることを確認していました。10分後にだ液を入れた方、入れなかった方、双方にヨウ素溶液をたらし、色の変化を調べます。
 観察をしている子ども達に、予想を聞いてみました。
「だ液の入っている方は、色は変わらないと思います。ごはんをか んでいると甘くなるし、デンプンのままだと栄養として採り入れら  れないと思うからです。」
と、立派な答えが返ってきました。「流石は6年生。」と感心しながら理科室を後にしました。
 さくらぎコンサートを来週に控え、体育館から聞こえてくる素敵な歌声を聞きながら職員室に戻ってきました。

2012年6月19日(火)
学校侵入避難訓練

 今回は,不審者が校内に侵入し,職員と遭遇した場合の初期対応の仕方を理解させることを大きなねらいとして行いました。侵入した不審者役の職員,退去を指示し誘導する職員,様子を見ながら教室棟侵入を抑える職員,警察に連絡する職員…と分担を決めて行いました。侵入を知らせる合図で、教室は直ちに施錠し、子ども達も職員も緊迫した様子になりました。
 不審者を何とか説得し、校長室に誘導したところで、合図を受けて子ども達が体育館に移動を開始しました。
 体育館に集まった校長先生からお話をいただきました。
「とっても静かに,真剣な避難の仕方でした。校長先生はとても嬉 しいです。なぜならば,自分の命,友だちの命を守る本物の力を 付けるための大事な訓練に真剣に取り組んでいたのでとても嬉 しくなったのです。…みんなを傷つける入ってきたらどうするか。 先生の指示をよく聞いて,その指示通りに避難するのです。先  生の話をよく聞くこと,毎日毎日,先生や友だちの話をよく聞く力 を付ける積み重ねをしています。それが命を守ることになるので す。とてもりっぱな聞き方です。」
と褒めていただきました。
 きまりを守ることは命を守ることの前にあるもの,それは,話を聞くことは命を守ることなのです。

2012年6月18日(月)
朝の音読練習

 音読の練習は,すべての勉強のもとです。音読をすると,書かれてあることがよくわかってきます。音読をすると,日本語を正しく使うことができるようになります。音読をすると,言葉のきれいな響きやリズムを楽しむことができます。(全校音読ノート『そよかぜ』より)本校では,朝の会に音読を位置付けて,毎朝音読練習に取り組んでいます。                              
 3,4年生の教室を訪問しました。学級音読リーダーの指示で音読に取り組んでいました。最初は,「ペタ・ピン・ストン」で姿勢を確かめます。「ペタ」は,足の裏をしっかりつけること,「ピン」は,背筋を伸ばすこと,「ストン」は,肩の力を抜くことです。
 姿勢つくりができた後は,基本の練習です。息の長さに気をつけて,「あー」と8拍伸ばします。教室中に明るい声が響きわたりました。次に,お腹に力を入れて,「はっ,はっ,はっ・・・」と短く切ります。お腹に手を当てて,お腹の動きを確かめている子もいました。口の形に気をつけて,「レ,ロ,レ,ロ」や「ア,エ,イ,ウ,エ,オ,ア,オ」と発声します。口角を横に引いたり,口をすぼめたり一つ一つのロの形に気をつけて練習していました。
 4年1組では,浪岡先生が教科書サイズの鏡を持って子ども達の様子を見て回っていました。自分の顔の前に,鏡を出された子どもは,鏡をのぞき,自分の口の形をチェックしていました。
 基本の発声練習の後は,「今月の詩」の音読です。一斉に読んだり,班毎に分かれて読んだり,一人で読んだり,詩に合わせて読み方も工夫していました。
 学校では,朝の音読練習。家庭では,そよかぜ音読。音読のリレーが続きます。

2012年6月15日(金)
走力向上基礎トレーニング

 走力を高めることは、全ての運動の基礎となります。
 今、5,6年生の子ども達は、7月3日(火)に行われる陸上記録会に向けて、毎日練習に取り組んでいます。
 この期間中、会議等で放課後練習を行うことのできない日のうちの3日間をボランティア講師の櫻田尚さんにいらしていただき、走力向上のための基礎トレーニングを行っています。
 第2回目の今日は、校庭2周の後、フォームを意識してゆっくり走り、途中、手をたたく合図で全力走をするトレーニングをしました。最後は、5、6年生男女混合リレーを行いました。教えていただいた腕のふり方、フォームを意識しての全力で走る子ども達。時折吹く風に、砂煙を上げながら全力で走る姿に頼もしさを覚えました。お忙しいところ、快くお引き受け下さり、楽しく分かりやすく教えてくださる櫻田さんに感謝です。
 今年度も本校では、走力向上のためのSAQトレーニング(ラダー・ミニハードル使用)を行います。また、3年生以上を対象とし、1週間の中の体育で15分間の時間を確保し、一年間続けるという取組を行っています。
続けることで、確実に走力が向上していくことを期待しながら取り組んでいるところです。

2012年6月14日(木)
教室研究授業

 今日は、きこえとことばの教室授業研究会でした。
 左は,2校時、堺先生の授業の様子です。はじめに、頑張りカードで、お知らせリレーの伝言を確認しました。「いつ、どこで、誰が、何を」について、伝言しました。カードを引いて、それに書いてあることを質問して答えながら正しい発音の練習をしました。次に、ワクワクボックスで舌の体操や吹く吸う等の練習の順番を決めて機能訓練をしました。ピンポン球吹きでは、強い息を吐いて坂を登らせました。正しい発音に気をつけながら、上手に音読することができました。いろいろな学習場面に、ゲーム的要素を取り入れながら楽しく学習をしていました。
 右は、3校時、大坊先生の授業の様子です。単元「おしえてください」大作戦の中の一時間でした。はじめに、紙コップ飛ばしやストロー吹きで機能訓練をしました。徐々にステップアップしながら高い目標に向かっての訓練でした。次に、担任の先生や校長先生、図書室の先生にインタビューをしました。自分の好きな色、花、本を一つずつ紹介しながらインタビューしました。最後は、校長先生が大好きな絵本を大坊先生に読み聞かせしてもらい、嬉しそうでした。子どもの意欲を持続させることができるよう、工夫した授業でした。
 このような学習を通して子ども達は、自信をつけながら成長していくのです。

2012年6月13日(水)
スピーチ朝会

 今年度、第1回全校スピーチ朝会。今日スピーチしたのは3年生と5年生でした。
 初めにスピーチした3年生のめあては、「身近なことや経験したことから学んだことを、例をあげて話こと」でした。題は『思いやりの大切さ』です。「4年生さんが3年生の廊下の前を通るとき、落ちていものを拾ってそっと掛けている姿、5年生か6年生らしい人が、1年生が遊んでいてい転んだときに、大丈夫と優しく声を掛けてい姿に思いやりの心を感じ、自分も思いやりの心を大切にし、思いやりのある人になれるようにしていきたい。」という内容のスピーチでした。左は、スピーチした3年生、2年生が感想を伝えている場面です。
 次にスピーチしたのは、5年生でした。めあては「自分の考えが伝わるように、組み立てを工夫して話すこと」でした。題は『あきらめない心』です。「クローバーキャンプで自分が見つけた四つ葉のクローバーの4枚目の葉は、あきらめない心であることを高いところが苦手な自分に友だちが声を掛けてくれたおげで兜山の山頂まで行くことができたこと、歩いては問題を解くの連続だった追跡ハイクも、最後はみんなで歌いながらゴールでき、嬉しい気持ちになることができたこと、それは、最後まであきらめないで頑張ってからであり、これからの生活に生かしていきたい。」とい内容のスピーチでした。右は、スピーチした5年生に4年生が感想を伝えているところです。
 各学級でのスピーチ、学団毎のでのそよかぜスピーチ、そして全校で行われるスピーチ朝会というように、話すこと聞くことも通して
心の温かい思いやりのある人間の育成に努めている桜城小学校です。

2012年6月12日(火)
こころのかけはしプロジェクト

 今年度、盛岡市教育委員会は、市内全小中学校で東日本大震災の復興教育の一つとして『こころのかけはしプロジェクト』事業を行っています。 
 本校では、被災地の被害の状況と復興の現状を知ることにより今自分にできることは何かを考え、実践しようとする気持ちをもたせるために、宮古に出かけて来ました。
 はじめに、田老防潮堤に行きました。宮古市観光協会の復興ボランティアの方から、田老のこれまでの防災対策への取り組み、3月11日の津波と避難の様子について教えていただきました。そして、自分の命は自分で守ることを本気になって考え、できるようにしておくことの大切さを改めて教えていただきました。
 次に、宮古ボード工業におじゃましました。津波の被害で発生した、元は生活財産だった瓦礫を、建材や家具の材料として使うボードに再生する合板工場を説明していただきながら見学させていただきました。
 最後は、津軽石孵化場におじゃましました。全ての施設が3m近く浸水し、瓦礫とヘドロに埋め尽くされたという壊滅的被害から復旧し、先月、今年度最後の稚魚の放流をすることができたことを今なお復旧作業が続く場内を案内しながら説明していただきました。
 子ども達は、今日の見学学習を通して感じたことや学んだことをまとめ、今自分にできること、これからしていかなければならないことを考え、実践していくことにしています。
 自分の命は、自分で守ることを教えてくださったボランティアガイドの方々、お忙しいところ快く受け入れてくださった宮古ボード工業の社長さん初め社員の方々、孵化場の場長さんに心より感謝いたします。

2012年6月11日(月)
新刊図書と寄贈図書

 図書室入り口の掲示板に、季節を表すあじさいの花の掲示と共には新刊図書が紹介されています。図書室のカウンター横には、3冊の本が並べられています。本当は4冊ですが、1冊は貸し出し中のようでした。その本は…
『ブンタとタロキチ』丘修三著
『テムテムとなまえのないウサギ』坂本のこ著
『ふしぎなスカブレー』小山もも著
『家族っていいね』児童文学者協会編
の4冊です。これらの本には、次のような説明が自動車の形をしたカードに書いて貼られていました。
 
児童文学作家、詩人、翻訳家などで構成される日本児童文学者協会という団体からいただいたものです。この団体は、「東日本大震災の被災地の学校図書館に、子どもの本の書き手が本を届けよう」〜本はいつでも君たちの味方です〜の活動を行っています。ぜひ読んでみてください。 
 そして、「桜城小学校のみなさんファイト!坂本のこ」「桜城小学校のみな様 おひさまのように あかるくつよい子 高山みち」と直筆のメッセージも添えられていました。嬉しいですね。本と一緒に届けていただいた心も受け止めて、益々本に親しむ子ども達です。

2012年6月8日(金)
そよかぜスピーチ*高学年

 1校時の後半,高学年のそよかぜスピーチが行われました。今回のめあては,感想のもちかたでした。自分の経験や体験につながることに気を付けながら聞いて感想を伝えることです。
 スピーチしたのは5年生でした。クローバーキャンプの四つ葉のクローバーの3つは,友情・協力・自主です。そして,四つ目の葉は,「挑戦」だということを兜山登山,追跡ハイを通して学び,見つけたということ、これたらの生活にも生かし、いろいろなことに挑戦していきたいという発表でした。そのスピーチに、6年生の子ども達が自分のクローバーキャンプを思い出し,経験したことと重ね合わせながら感想を伝えました。
 最後に,学団スピーチ担当の内川先生から感想の持ち方のお話を聞きました。「このこと」とか「それが」という指示語を使うのではなく思い出しながら具体的に話すようにすることや「挑戦」という言葉に着目したり,クローバーキャンプに着目したりして感想をつなげること,或いは,自分の読書体験で分かったことでもつなげることができるということを教えていただきました。それぞれの学級で,日常のスピーチを通して、更により深い感想交流・心の交流を目指していきます。

2012年6月7日(木)
研究授業*3年生

 今日は、第4回全体授業研究会,文部科学省教科調査官である水戸部修治先生をお迎えして行いました。授業をしたのは,3年生です。
 授業は,〜主人公ワールドへようこそ〜をテーマに、教科書教材『海をかっとばせ』を読んで、登場人物の特徴や性格について書いてあることを基に想像して読むこと,登場人物について紹介し合い,一人一人の感じ方に違いのあることに気づくことができるようになることを単元のねらいとして授業が行われました。
 左は,1組夏坂学級の授業の様子です。主人公と自分を比べながら読み,主人公ワールドで使う「主人公カード」を書くために物語を読み,主人公の性格をまとめる学習でした。主人公と自分が似ているか考えながらまとめた主人公カードを,友だちと確かめ合い主人公カードを確定しました。
 右は、2組佐藤学級の授業の様子です。主人公について紹介し合い,一人一人の感じ方に違いがあることに気づかせるための授業でした。子ども達は,前の時間に完成した「主人公カード」をもとに,相手に伝わるように話し,聞き合い,主人公から学んだことも紹介し合いました。
 子ども達は,この後,自分が選んだ本で主人公カードを書き紹介し合うことで主人公について読む楽しさをまとめる学習を行います。

2012年6月6日(水)
児童朝会

 初めに挨拶について児童会長からお話がありました。一人一人目を見て挨拶する人がたくさんいていいなと思うこと、もっと明るい声で挨拶できるともっと良いということが話されました。そして、「私に続いて言ってみましょう。」
と児童会長の「おはようございます。」
に続いて、実際に言ってみました。
「おはようございます。」
明るく元気な声が体育館中に響き渡りました。

 次に、飼育栽培委員長から、兄弟学級毎に行うお楽しみの生き物ウォークラリーについての説明がありました。みんな楽しみにしているようでした。
 最後は、JRC委員会からでした。今月行う緑の募金への協力と節電強化週間として行う電気の無駄遣いをしないことと電気コンセントを行うことについての呼びかけと説明がありました。
 みんな真剣に聞いていました。挨拶も節電も日常生活を送る上でとても大切なことであり、これをきっかけに更に実践されるようにしていかなければならないことです。

2012年6月5日(火)
先人記念館の見学
 4年生の総合的な学習では盛岡の先人について学習します。  今日は、盛岡を代表する3人の先人(米内光政・新渡戸稲造・金田一京助)を調べるために、先人記念館へと見学に出かけました。
 初めに、米内光政の部屋に入りました。子ども達は、海軍大臣や総理大臣にもなった米内光政について知り、すごい人なんだと驚いていました。実物像も展示してあり、自分の身長と比べてその体の大きさを比べる子もたくさんいました。
 次は、金田一京助の部屋です。国語辞典を作った人らしいということはたくさんの子どもが知っていたが、アイヌ語の研究にも力を注いだ人だとということを知り、新しい発見になりました。
 最後は、新渡戸稲造の部屋です。子ども達は、5千円札に載っていた人ぐらいは知っていたものの、その他にも女性の教育に力を注いだことや、アインシュタインやキュリー夫人とも交友があったことなども知り、感心した様子でした。
 見学を終えた帰りのバスの中では、
「また来て勉強したい。」
と言っている子ども達がいました。「もっと知りたい。」という気持ちがふくらんできたのでしょう。今後も、盛岡の先人について調べていきます。どんな所が素晴らしい人たちなのか、たくさん見つけられそうです。
2012年6月4日(月)
ブックママーズ読み聞かせ

 1年生の子ども達を対象に、本校の図書ボランティアであるブックママーズのお母さん方が絵本の読み聞かせをしてくれました。集会室に集まった1年生の子ども達。これから始まる絵本の読み聞かせにワクワクしていました。
 はじめに、阿部先生から
「本を読むのがとっても上手で、一年生のみなさんを本の世界に  連れて行ってくれるために、ブックママーズのお母さん達がいら してくださいました。」
 そして、いよいよ読み聞かせの始まりです。最初は『へんしんトンネル』という絵本です。「かっぱかっぱかっぱ」とかっぱがトンネルを抜けると「ぱっかぱっかぱっか」と馬に、時計が「とけいとけいとけい」とトンネルを抜けると「けいとけいとけいと」と毛糸に変身しするのです。子ども達は、何に変身するのかを予想しながら楽しく聞きました。
 次は『にじいろのうま』という絵本です。これは、虹色の馬がいて、動物たちと仲よし。その馬が病気になると、みんな心配して看病しました。おかげで元気になった虹色の馬。みんなが困ると、雨が降るように頼みます。すると、虹色のしまから水色が消えます。そして、赤はお花に、橙はオレンジに、黄色はバナナに、紫はオリーブに…そしてついに真っ白な馬になってしまうという素敵なお話でした。子ども達は、しんと静まりかえり、熱心に聴き入っていました。
 最後の感想発表では、「トンネルを通ると言葉が変わって変身するところがおもしろいと 思いました。」や「みんな虹色をバナナや水色に変えてくれたところが」いいなとお思いました。」という感想が出されました。これを新たなきっかけとして、更に本に親しむ子ども達になるでしょう。

2012年6月1日(金)
研究授業*2年生

 今日は、第3回全体授業研究会。2年生の授業でした。
 授業は,教科書教材『たんぽぽのちえ』で時間的な順序を考えながら内容の大体を読むことや大事な言葉や文を書き抜くこと、自分の経験とを結びつけて自分の考えをまとめ発表し合うことを単元のねらいとして授業が行われました。
 左は,2組三浦学級の授業の様子です。「たんぽぽのちえ」の学習を生かし、自分が選んだ草花のちえについて、これまでの知識や経験と結びつけてまとめる学習でした。子ども達は、自分のポスターを完成させるために原稿を書き、友だちと聞き合いました。自分だけのポスターを完成させることをとても楽しみにしている子ども達の気持ちが伝わってきました。
 右は、1組野崎学級の授業の様子です。たんぽぽのちえの学習を生かし、「とき、様子、理由」に気をつけて、「自分が見つけた草花のとっておきのちえ」を盛り込んだポスターを紹介し合いました。できあがったポスターを紹介すること、友だちのポスター紹介を聞くことでワクワクする子ども達でした。