2012年度(平成24年度)
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   さくら日記 7月
2012年7月25日(水)
1学期終業式

 1学期最後の登校日となった今日は、雨模様です。職員室の窓から吹き込んでくる冷たい風に心地よさをおぼえます。
 さて、今日は終業式。式に先立って、2つのことを行いました。  はじめに、理科支援の工藤美佳先生と学校支援員の川村祥代先生の紹介式。次に、明後日27日行われる市内水泳記録会、来月5日に行われる県吹奏楽コンクールにそれぞれ出場する選手とメンバーを励ます会を行いました。
 そして、1学期終業式。校長先生から各学年それぞれに「通知表を渡します。」というお話をいただきました。
1年生:挨拶、お掃除を自分たちの力でしっかりとできるようになりました。お話の聞き方も立派です。花丸をいっぱいあげます。
2年生:1年生のお相手さんとして、お手本になって掃除や挨拶ができました。輝くお日様のように目と心が輝きました。
3年生:見学学習では、興味をもってたくさん質問しました。よりよくなるためにどんどん挑戦し、ぐんぐん伸びています。
4年生:立ち止まって「おはようございます。」「こんにちは。」とお辞儀をして笑顔で挨拶をします。よりよい暮らしにするために、話し合い実行しています。一本一本が大きな木になり森も立派になりました。
5年生:高学年として、一歩一歩確実に歩んできました。授業への取組、全校へ目を向けた暮らし、支え合って前進しているみんなに拍手を送ります。
6年生:桜城小学校の顔としての素晴らしさを挙げれば切りがありません。どれも輝いています。当たり前のことを当たり前にやる姿は、最高学年として温かな光を注いでいます。  
 学年目標に合わせて褒めていただきました。夏休みは、「命を大切にすること、やり抜くことに」ついての約束をしました。
 最後は、生徒指導主事の野崎先生から、「夏休みのきまりと安全なくらし方」について、全校児童が確かなものにするためのお話がありました。みんな元気に2学期始業式を迎えることを約束しました。
 これまで、ご理解とご協力をいただいた保護者の皆様、そして、色々な場面で子ども達を見守り支えてくださった地域の皆様に心から感謝申し上げます。おかげ様で無事1学期を終えることができました。ありがとうございました。

2012年7月24日(火)
目標に向かってがんばる金管バンド・水泳選手

 夏休み中に行われる吹奏楽コンクール岩手県大会に向けて、本校の金管バンドの子どもたちが、練習に励んでいます。今日はパート毎に音を確かめる練習を行っていました。指導している工藤先生が、一人一人の音の確かさや課題をその都度指導し、そこで修正しながら、よりよい音が出るように何度も練習していました。練習を重ねる度に子どもたちの成長が手に取るように分かり全体で合わせたときの音のよさが体育館中に響き渡っていました。目標は、盛岡地区大会以上の演奏をすること。岩手県大会は、8月5日に行われます。
 また、隣のプールでは、市内水泳記録会に向けて、選手の子どもたちが、それぞれの種目の泳法に合わせて練習を行っていました。体をしっかりと伸ばして、水の上を滑るように泳いでいる子どもたち。その泳ぎに、子どもたちの真剣に取り組む姿勢と、まだまだ伸びる手応えを感じました。市内水泳記録会は、7月27日に行われます。
 明日は、終業式に先立って、金管バンドと水泳選手を励ます会が行われます。全校児童全員で背中を押すような励ます会にしていきたいと思います。

2012年7月23日(月)
夏休みもたくさん読みたいな

 桜城小学校では、子どもたちがたくさんの本をいつでも読めるように様々な取り組みを行っています。その一つが、図書カードの工夫です。黄色いカードは、学校図書室から借りた本を記入するカードです。このカードは、日付だけを記入するので、図書室利用が簡単になり、どんどん図書室に足を運ぶことができるシステムです。実際に借りた本は白いカードに本の名前を記入します。白いカードには、学級や学年に設置された学級・学年文庫で借りた本、家庭の本、公共図書館から借りた本など自分が読んだ本をどんどん記入していきます。いつでも、どこでもすぐに本を手にとって読める環境を整えた結果、1学期に読んだ本の冊数が増えてきております。
 今日は、3年生が夏休みに読みたい本を2冊借りる日でした。色々な種類の本を手にとって、実際に読むのを楽しみにしていました。借りた本を黄色カードに記入し、図書室に置いておき、夏休み中に来館した際に続けて記入していきます。本年度は、夏休み中の図書室の開館を多く設定しています。7月26日〜8月10日までの平日の午前と午後に開館しております。時間も10:30〜12:00と13:00〜15:30までです。
 夏休み中も、子どもたちがたくさんの本を手にして、
新しい世界の扉を開いてほしいと願っています。

2012年7月20日(金)
泳力向上*5,6年生

 今年度も,本校の保護者であるJSSの和田さんをはじめ,コーチの方々にボランティアで高学年の水泳を指導しにいらして頂いています。
 5年生,6年生それぞれ学年別に指導して頂きました。授業では,水泳記録会の選手候補や現時点での永力で学年をいくつかの小グループに分け,コーチや担任が指導に当たりました。そして,バタ足,息継ぎ,逆飛び込み,泳ぎ方等を丁寧に指導していています。そのおかげで,子ども達の永力がぐんぐん上達し,泳ぐことができるようになることの楽しさと水泳の楽しさを味わうことができました。
 今日は,あいにくの曇り空で,少し肌寒いのですが,子ども達は一生懸命学習していました。ビート板を取りに上がった子に
「寒くはないですか。」と聞くと,
「はい,大丈夫です。」という,元気な返事が返ってきました。風邪気味で見学している子も「私も入りたいです。」と残念そうにしていました。
 お忙しい中,学校の指導時間に合わせて指導にいらしてくださったJSSのみなさんに心から感謝いたします。

2012年7月19日(木)
心字池の大清掃

 涼やかな風が吹き抜ける、気持ちのいい天気のもと、今日は飼育栽培委員会の子ども達が心字池の大掃除をしました。
 用務員の工藤先生と佐藤先生が池の水をポンプでくみ上げて水が無くなった池に子ども達が入り、デッキブラシでゴシゴシこすりました。池の主達は、大きなポリバケツのなかでしばしお休みです。委員会担当の工藤先生が「真ん中に向かってこすってくださいね。」という指示で、池の両側から中央に向かってこすって行きました。真ん中には深い穴があります。そこは、魚たちのねぐらです。汚れはその中にどんどん上がれ込んでいきます。汚れた水はその穴からポンプでくみ上げられていきます。
 委員会の子ども達が、一生懸命磨いたので、あっという間に掃除が終わりました。事前の準備をしてくださった用務員の先生方に、全校を代表して委員会の子ども達がお礼を言って終わりました。 
 ポリバケツの中をのぞいてみました。魚たちは、スイスイ泳ぎながら、きれいになった住まいへ移されるのを心待ちにしているようでした。
 池の名の通り、魚たちが気持ちよく棲めるように、心と力を込めてきれいにした心字池です。

2012年7月18日(水)
桜城さくひんどおり

 今月も子ども達の各学年の子ども達の作品が掲示されています。
 左は、中国の子ども達が描いた絵です。先日本校を訪れた中国の『緑の風希望小学校』の子ども達がおみやげにもて来てくれた絵です。動物たちが遊んだり、友だちが遊んだりする様子や植樹をしている様子などを、色々な色づかいでカラフルに描いています。黒いペンでしっかりと縁取りがされており、形や色が際だつ描き方です。また、鉛筆だけでびんや立体、果物を描いている作品もあります。濃淡を上手に使い、影を付けて書いているのでとても立体感のある絵です。お見事です。
 右は、5年生のクローバーキャンプのまとめの新聞と6年生のけやきの旅のまとめの新聞です。見る人の目を引いて読みたくなる見出しの工夫や、レイアウトが工夫されています。他にも、習字や絵、国語のまとめ等の作品が掲示されています。子ども達の学習の足跡や体験が分かる作品です。また、掲示板の下の段には2年生以上の家庭学習(2学期からは1年生も掲示します)が掲示されています。
 桜城さくひんどおりは、職員室前の廊下です。来校の際は、どうぞお気軽に立ち寄ってご覧下さい。

2012年7月17日(火)
今日も元気いっぱいです*時間を守って!

 未明まで降り続いた雨もすっかりあがりました。子ども達は、朝から校庭を走り回っていました。
 業間休みも、サッカーや縄跳びで元気いっぱい遊んでいる子ども達でした。
 4年1組の子ども達が縄跳びをしていました。
「何回目指しているの?」と聞きながら、「先生も入れてくれる。」
と言うと、「入って、入って…。」と快く仲間に入れてくれました。
「いーち、にーい、…。」と数を数えながら、回し手の子ども達は、跳び易いように大きく回しています。跳ぼうとする子が動き出すと更に大きく全身で回します。跳ぶ相手のことを考えながら回しているのです。心が温かくなりました。そして、引っかかるとすぐさま回し手を交代して続けるのでした。
「みんなが楽しく跳んでいるところ、写真に撮るね。」と、パチリ!
「ありがとう、楽しかったよ。」と声を掛けて戻ろうとすると、
「藤原先生、17回跳べました。」と、隣でも縄跳びをやっていた子が教えてくれました。
「おー、17回か、頑張ったね。」「はい!」
とニコニコしていました。
 昇降口に向かうと、後ろから「3時間目に遅れないように、そろそろやめよう。」「うん、次に引っかかったら終わりにしよう。」と話している声が聞こえました。「流石だな。時計を見て時間を意識して遊んでいる。」と感心しました。
 職員室に戻ると、業間休みの終了を告げるチャイムが鳴りました。窓から校庭を見ると、さっきまで賑やかだったことがまるで嘘のように、もう誰もいませんでした。

2012年7月13日(金)
心が形に表れる

  昨日の激しい雨が上がり、今朝はどんより曇っています。九州地方では、今までに経験したことのない大雨による被害の様子が報道されています。本当に心が痛みます。
  朝、職員室でパソコンに向かっていると、
「藤原先生、ちょっといいかな。」と校長先生。
「はい。」と私。
「カメラを持って、ちょっと一緒に来てくれないかな。」
「はい。」
と、カメラを手に職員室を出ました。
「何か嬉しいことがあったのですね。」
「そうなんだ。」
と昇降口に向かいました。傘立ての傘が、みんな同じ方向を向いて、きれいに傘立てに立てられていたのでした。どの学級もお見事でした。
「嬉しいですね。」
「うん、そうだねえ。」
「6年生は、傘の先も揃えて入れていますね。」
「そうなんだよね。」
  全ての傘から、傘の持ち主である子ども達一人一人の思いやりの心が伝わってきました。傘が揃っているという「形」が嬉しいのではなくて、そのようにする子ども達一人一人の心がとても嬉しいのです。こういうことが、色々な学校生活の場面に派生していくように価値づけて生きたいという思いを新たにしたのでした。まさに「心が形に表れる」そのものです。

2012年7月12日(木)
全校朝会

  雨降りの朝を迎えました。子ども達は久しぶりに傘をさしての登校でした。一日中、まとまった雨になりそうです。
  今日は、1学期最後の全校朝会でした。はじめに、今月1日に行われ吹奏楽地区コンクールの表彰と、3日に行われた市内陸上記録会入賞者の表彰が行われました。毎日の練習、そして当日最後まで頑張り抜いたメンバー、選手、応援団に大きな拍手が送られました。
 次に、校長先生のお話です。陸上記録会で、たとえ転んでも最後まで頑張り抜く選手達の姿に価値高さを感じたということ。校長先生は笑顔が大好き。笑顔を見るとなんだか嬉しくなって、ホッと安心するし、元気が出たりやる気が出たりするということ。できないことができるようになったとき、友だちに優しくしたときや優しくされたときの笑顔、仲良く遊んでいるときの笑顔が大好きであることをお話しされました。
 そして『わらう』という絵本の読み聞かせをしてくださいました。子ども達は、身を乗り出すように聞きました。読み終わると大きな拍手が送られました。校長先生は「残された1学期、やりぬいた笑顔、優しくする笑顔、優しくされる笑顔、そんな笑顔で学年や学校中いっぱいになってほしいと思っています。」とお話しされました。笑顔でいっぱいの学校ってい素敵です。
 子ども達は、あと2週間で夏休みに入ります。

2012年7月11日(水)
きこえとことばの教室

「おはようございます。」
ときこえとことばの教室職員室におじゃましました。
「あら、おはようございます。」
と、笑顔で歓迎されました。教室職員室では、朝の打合せが終わり、それぞれの仕事に入ったところでした。間もなく、大坊先生が担当する子どもが来ました。
「おはようございます。」
「おはようございます。まあ、今日も立派に挨拶ができたね。」
と、みんなが声を掛けました。ニコニコ笑顔で大坊先生と一緒に教室に向かいました。
 きこえとことばの先生は、教室主任の堺先生、研究担当の本宮先生、主にきこえの教室を担当している牟岐先生、主に幼児教室を担当している大坊先生の4名によって運営されています。堺先生も本宮先生も担当する子ども達の指導に当たっています。
 午前中は、朝の打合せに続いて、教育相談報告会、それぞれのニーズに合わせた指導をどう行うべきかということについて話し合うケース会議、教室運営会議、そして通級してくる子ども達の指導が行われます。
 午後は、他校から通級してくる子ども達の指導が夕方まで続きます。給食時間も、教育相談や各方面からの連絡がはいることもしばしばです。一人一人の子ども達の、45分間たっぷりの愛情と情熱をもって指導に当たっています。
 先生方から、通級してくる保護者の方々から本校の子ども達の挨拶を褒めていただいているということを聞き嬉しくなりました。

2012年7月10日(火)
3年生 深沢紅子野の花美術館館長さんのお話

 3年生のさくらチャレンジ(総合的な学習の時間)では、盛岡の名所を訪ねる学習を行っています。
 今日は、「深沢紅子野の花美術館」館長の石田紘子先
生においでいただき、深沢紅子さんの生い立ちや絵画に寄せる思い、岩手のために尽くされた業績を中心にお話をししていただきました。幼少期から絵画に親しむことができた家庭環境、戦後の岩手の子ども達に希望や夢を与えようと絵を教えてきたこと、隣家からの火災で大切な絵を500点以上も焼失しながらも、責任を問うことなく、また、絵を描き続けてきたことなど、子ども達にとって、心に残るお話をたくさんしていただきました。そして、最後に画集を見せていただき、そのときのエピソードまでお話してくださいました。
 明日は、実際に野の花美術館を見学します。どんな環境でもたくましく美しく咲く野の花を愛した深沢紅子さんの絵を直に見て感動を深めることと思います。
 お忙しい所、桜城小学校にいらしていただいた石田紘子館長先生に、心から感謝申し上げます。

2012年7月9日(月)
中国からのお客様をお迎え

 JR東労組の皆さんが,中国河南省に「緑之風希望小学校」という小学校をつくたつくったそうです。
 今回,その学校から4年生と6年生の2名の子どもと達と2名の先生方,そして通訳とガイドの方それぞれ1名ずつ、そしてJRの職員の方々が桜城小学校を訪れました。
 はじめに学校の施設や授業の様子を案内しました。家庭科室にあるご飯を炊くお釜を珍しそうに見ていました。教室に入ると「ニィハォ。」と声をかける各学級の子ども達に「ニィハォ。」と答える中国の子どもたちや先生方。家庭科で縫い方の練習をしている授業を見ると,中国では縫い物は家で教えてもらうので,学校の授業にはないと驚いていました。日本の学校の様子を興味深くそして楽しく見学しました。
 最後は,4年生と6年生それぞれの教室に分かれ,両方のクラスで学級の子ども達と一緒に授業を受けました。音楽や算数,国語の授業を体験しました。国語の授業では,進んで手を挙げて発言をしたり,黒板に漢字を書いたりと,とても楽しそうでした。熟語を中国語で発音したり,中国語の短文を書いてみんなで漢字からその意味を当てたり,桜城の子どもたちと楽しい一時を過ごしました。最後に「再見,バイバイ。」と笑顔で挨拶をし教室を後にしました。
 中国の子ども達や先生方に感想を聞いてみたら,
「とても楽しかったと。」とのこと。職員玄関でみんなで記念撮影をしてお別れをしました。校門を出るまで何度も何度も、姿が見えなくなるまで手をふる皆さんでした。貴重な楽しい一時を過ごすことができました。

2012年7月6日(金)
シャトルラン*3年生

 3年生の合同体育の授業の様子です。
 指導に当てっている佐藤先生が子ども達に話していました。
「…走っている人は、一生懸命一生懸命走っているのですよね。 ですから、数える人も一生懸命数えるのです。隣の人とお話を しません。頑張っている人に応援しましょう。…」
 電光掲示板、子ども達のスターとの準備ができました。いよいよスタートです。
「よーい、ピー!」
 電光掲示板に時間と回数の表示が♪ドレミ…♪の音階と共に表示されます。子ども達は少し緊張した表情でスタートを切りました。体育館の両サイドにマークされたビニルテープの間隔は20Mです。♪ドレミ…♪が終わる、までに線をまたがなければなりません。
一生懸命走る子ども達。
「頑張れ!頑張れ!」
と、懸命に声援を送る子ども達と佐藤先生。体育館中が一体となりました。最後まで頑張った子ども達に、大きな拍手が送られました。 
「疲れたでしょう。最後までよく頑張ったね。」
と声を掛けると、
「はい。」と嬉しそうな笑顔でしした。

2012年7月5日(木)
研究授業*1学年

 今日は、第6回全体授業研究会。授業をしたのは,1年生です。
 授業は,〜内容の大体を読んでクイズを作ろう〜「くちばしなるほどくいずをつくろう」をテーマに、教科書教材『くちばし』で説明的な文章の基本構成である「問い」と「答え」の関係を学習したことを生かして、鳥図鑑から自分のお気に入りの「とりのくちばしくいず」を作るという授業でした。
 左は,2組小渡学級の授業の様子です。ウミアイサのくちばしの「かたちやようす」を図鑑から見つけて、おためしクイズを作りました。形や様子をよく見てクイズの読み札と取り札を完成させみんなで次の時間に作る自分のクイズの作り方を学びました。
 右は、1組阿部学級の授業の様子です。最初に,クイズの出し方を教わりました。子ども達は,自分が作ったクイズを早く聞いて欲しくてワクワクしている様子でした。二人組になって一人三問クイズを出しました。そのうちの一問はお気に入りのとりのくちばしくいずで,くちばしの使い方を友だちに教えました。聞いた友だちは「へえ,るほど。」と聞き入っていました。
 今回の学習を通し,科学的な読み物にますます関心をもち,読書の幅が広がることでしょう。

2012年7月4日(水)
本の魅力
 朝,教室を回ってみると、しんとして読書に取り組んでいる様子が見られました。
 一人ひとりが思い思いの本を読んでいる2年1組の子ども達。誰一人、おしゃべりすることなく、両手でしっかりと本を持って読書していました。平仮名の学習を終えたばかで、一文字一文字拾い読みをしていた一年前に比べると、自分の力で本を読み進めている姿に一年間の成長を感じました。
 読んでいる本を覗いてみると、「ますだくんシリーズ」などの絵本が中心ですが、文章の量も少しずつ多くなっているようです。
 4年1組の教室では、担任の浪岡先生が「チロヌップのきつね」のお話を読み聞かせしていました。いくつになっても読み聞かせは楽しいもの(大人の朗読会もあるくらいですから)。わなにかかった子きつねや、子ぎつねのもとに毎日えさを運ぶ母さんぎつねを思いながら、読み聞かせに聞き入っていました。
 2年1組の子ども達も4年1組の子ども達も、さっきまで外で元気に遊びまわっていたとは思えないほどの集中力。本の魅力を十分に感じている子ども達でした。
2012年7月3日(火)
朝読書*1年生

 今日の朝学習は、読書の日でした。カメラを提げて校舎を回りました。どの学級も自分で選んだ本を静かに読んでいました。
 途中、4年生の廊下では、担任の浪岡先生を囲んで、学年委員が廊下でなにやら相談をしていました。ちょっとのぞいてみると、今日陸上記録会で留守にしている高学年に替わって、自分たちができることを打ち合わせているところでした。頑張るぞと、なんだか生き生きと張り切っている様子が伝わってきました
 一階に下りました。一年生の教室前には動物や鳥のお話の本がたくさんならんでいました。国語で学習している『くちばし』と並行読書するために揃えられた本です。
 こっそり、1年2組の教室に入ってみました。みんな真剣に読書をしていました。担任の小渡先生が
「先生のお名前は?」と聞くと
「藤原先生です。」と答えました。
中には「カメラマンの先生。」と、答える子もいました。いつもカメラを提げているからそうなんだなと思わずにこっとしてしまいました。
「そうです。藤原先生です。よろしくお願いします。」
と、挨拶をして子ども達の読書の様子を見て回りました。
「何の本を読んでいるのですか。」
「ナイチンゲールです。」「みにくいあひるのこです。」と答える子ども達。読書記録カードに読んだ本の記録を書いている子もいました。
「何冊読みましたか。」
とカードを見ると、30冊、40冊とたくさん読んでいる子ども達もいました。間もなく、朝読書の終わりを告げるチャイムが鳴りました。

2012年7月2日(月)
陸上記録会選手を励ます会

 明日岩手県営陸上競技場で行われる第58回盛岡市陸上記録会選手を励ます会を行いました。
 選手団が拍手で迎えられ、ステージひな壇に整列しました。監督の要永先生から一人ずつ種目と名前が紹介されました。
 応援団長から「今までの練習の成果を十分発揮できるよう全力で頑張ってきてください。」という激励の言葉に続いて、全校でエールを送りました。選手代表からは、「…全力を尽くして正々堂々頑張ってきます…。」という、強い意気込みと決意が述べられました。
 校長先生からは、選手団と応援団に、四つの願いが話されました。「一つめは、くじけそうになる自分の気持ちにかつこと。二つめは、自分の記録に挑戦すること。三つめは、ゴールテープを切る瞬間まで、また、旗が揚がる瞬間まで勝った、負けたと思わないこと。四つめは、選手に選ばれなかった人の気持ちを思うこと。」でした。応援団には、「一つめは、応援団は学校の代表であるという自覚をもつこと。二つめは、選手と心を一つにすること。三つめは、最後の最後まで応援をおくり続けること。四つめは、みんなの頑張りで選手の頑張りを引き出すこと。」でした。
 選手団と応援団が一体となって全力を尽くす陸上記録会になることでしょう。