2012年度(平成24年度)
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   さくら日記 3月
2013年3月26日(火)
離任式

 今日は桜城小学校にとって,とても淋しい日です。         
 これまでたくさんのご指導をいただいた6名の先生方とお別れする日だからです。 
 離任式では離任される先生方から,次のようなお話をいただきました。「明るく礼儀正しい桜城の子ども達が大好きでした。」「働き者のみんなの姿を見ていると,がんばろうと元気が出てきました。」「思いやりのある桜城の子ども達に接すると,優しい気持ちになりました。」
 児童からは,代表のお別れの言葉と花束を贈呈しました。
 「本宮先生,僕ができるようになると一緒に喜んでくれてありがとうございました。また,本宮先生にほめてもらいたいです。」「藤原先生、いじめや戦争・憲法などについて,話し合ったことが心に残っています。また,命の大切さについてもたくさん教えてくれました。」「佐藤先生,どんな話でも,優しい顔で聞いてくれました。全部話した後は,とてもいよい気持ちになって遊んだり,勉強したりすることができました。」「東山先生,フルーツバスケットをして同じ椅子に座ってしまったり,先生の膝の上に座ったりしましたね。とっても楽しかったです。」「大森先生,みんな図書室が大好きでした。図書委員の仕事が終わると,大森先生が必ず,ごくろうさまと優しく声をかけてくださいました。」「川村先生がとても分かりやすく説明してくださったので,勉強が分かるようになったし,安心して勉強ができるようになりました。」
 6名の先生方,新任地でもご活躍ください。ありがとうございました。“花と咲けやいざいざ”

2013年3月16日(土)
巣立ちのとき…

 たくさんのご来賓の方々をお迎えして,平成24年度第105回卒業証書授与式を挙行致しました。
 校長先生からは,式辞の中で,「生きているということ,命を大切にすること。素直な心と思いやりの心をもつこと。まわりの人に生かされている感謝の心をもち続けて行くこと。」をはなむけのことばとしてお話しいただきました。輝かしい未来にあこがれと夢をもってひたすら努力する人には,必ずチャンスがおとずれる。自分にしか咲かせることのできない花を咲かせてほしい…と。
 厳粛な中にも,出席された全ての方々の通い合った心が温かくなった卒業式でした。64名が,晴れ晴れと桜城小学校を巣立っていきました。
 卒業生のみなさん,保護者のみなさん,誠におめでとうございます。こうして,無事今日の日が迎えられたこ,と同時に,ご支援頂きました地域の方々,全てのみなさんに心より感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

2013年3月15日(金)
平成24年度 修了式

 清々しい緊張感の中、平成24年度修了式を行いました。1学年から5学年まで、れぞれの学年代表児童に校長先生から修了証書をいただきました。代表児童も、全ての学年の子ども達もとても立派でした。まさに、一年間の学習の成果が表れた子ども達の姿でした。
 校長先生からは、一学期始業式で本物の力を付けて欲しいとお話ししたとおり、みんなさんは、いつでもどこでも一人でも、一人一人が目指す姿をしっかりともち、先生方のお話をしっかり受け止め、真剣に勉強に向かうことができたこと。その姿を学校公開では、この上ないお褒めの言葉をいただいたこと。数々の行事への取り組みで見せた真剣な姿。黙働や心のこもった挨拶。5年生の最高学年に向けて日々成長していること等、たくさん褒めていただきました。そして、皆さんを支えてくれたお家の方々、先生方、友達にの「ありがとうごまいました。」とお辞儀をすること。
地域の方々にも心を込めて挨拶すること。皆さんの素晴らしさは、「今自分はどんな心で学習しているか」「値打ちのある生活をしているか」を考える素直な心をもっていること。自分を見つめてふり返り、素直な目と心でやってはいけないこと、やらなければいけないことはがんばってやるところ、というお話をいただきました。最後に、春休みの3つの約束、一つ目はかけがえのない命を大切にすること、二つ目は、やってはいけないことは絶対にやらないこと、三つ目は、新学年準備をしっかりやることについて、具体的にお話しいただきました。
 子ども達が、そろって無事に今日の日を迎えることができたことは、保護者の皆さんのご理解とご支援のおかげです。ありがとうございました。お子さんの修了、誠におめでとうございます。

2013年3月14日(木)
芽が出ました!

 穏やかな春の日差しに照らされた校庭です。今週はじめには、雪の上でサッカーをしていた校庭でしたが、写真のように、どんどん雪がとけています。日当たりのよいところは土が乾いてきています。校庭を一面にまるで夏と春と冬が同居しているようです。
 校舎前道路をはさんで校舎前にある花壇に目をやりました。すると、チューリップの芽が出ていました。なんだか恥ずかしそうに、外の様子をうかっているみたいに…。
 このチューリップの球根は、六年生と一年生の兄弟学級が冬を目前にした頃、一緒に植えたものです。明後日、卒業式を迎える六年生と明日、修了式を迎える一年生に間に合わせたかのように芽を出しました。日に日に大きくなり、花を咲かせる頃には、六年生は中学校生活をスタートさせています。一年生は、二年生として新一年生を迎えて、張り切っていることでしょう。
 もうすぐ春本番です。

2013年3月13日(水)
輝いているとき 5年生 多色刷り版画
 4階に上がる階段の踊り場掲示板には、5年生の多色刷り版画が貼られています。
「上手な版画だね。様子がよく分かるように、生き生きと描かれ
 ているね。」
と、通りかかった5年生の子に言いました。
「ありがとうございます。ここに貼ってあるのは、みんなで選ん    だんですよ。国語の時間に。」
「あっ、そっか。この間5年生の教室の前を通ったら、黒板に貼
 ってたね。自分の作品を説明したんだね。」
「はい。」
 どうやら、自分の作品をクラスのみんなにスピーチして、その上でここに掲示する作品をみんなで選んだようでした。自分が輝いているときを生き生き描い素晴らしい作品です。作品と一緒に貼られた子ども達の作品紹介をいくつか紹介します 。  
○私は絵をかいているときが一番輝いています。絵をかくのが
  好きで、かいているとうれしくなります。 
○ぼくが輝いているときは、魚をつったときです。魚つりにはま
  りました。
○わたしが輝いているときは、ピアノをひいているときです。上
  手にひけると、とても気持ちいいです。がんばって練習をして
  います。
○ぼくは音楽をきいていると楽しい気分になったり、元気が出
  たりします。ぼくは音楽をきいているとき輝いています。
 
 この紹介文を読みながら作品を鑑賞すると、一層味わい深くなると同時に、子ども達の心の輝きも一緒感じられました。
2013年3月12日(火)
校章完成!

 本校のシンボル的存在となっているあずまや。あずまやのそのまたシンボルとなっているのが大きな校章です。
 9年ほど前だったでしょうか,おやじの会で新しくペンキをぬったあずまやと校章でしたが,長年の雨風に耐えかねて,最近になって遂に朽ち果ててしまっいました。
 そこで立ち上がったのが副校長先生と用務員の工藤先生です。副校長先生が型取った校章を拡大して型紙を作りました。それを元に,用務員の工藤先生が貼り合わせた厚い合板をに型紙に合わせて切り取り,新しい校章づくりを行いました。雨風に耐えられるように,何度も防腐処理を施し,色を塗り,遂に新しい校章が完成しました。大きさはおよそ1m四方もあります。
 そして,今日の取付作業。用務員の佐藤先生が定規を手に,柱のある場所を示し,それにそってドリルで校章を固定していきます。最後に,ねじの頭に校章とおなじ色を塗って取付完了です。見事の仕事です。まさに「いい仕事してますね〜。」のことばそのものでした。
 新しい校章は,日の光に照らされて光り輝いています。

2013年3月11日(月)
『いのち』について考える授業

 東日本大震災が起きて,3回目の3月11日を迎えました。
 本校では,復興教育の一環として,全学年学級で『命』について考える授業を行いました。
 校長先生に,始業式や終業式,全校朝会で「自分の命も相手の命も大切にすること」「この世になくても良い命など一つもないこと」「生かされている命を大切にしてほしいこと」について,繰り返しお話し頂いてきました。
 今日は,その『命』について考えるために作成した共通の指導案で行いました。授業の中心は,「@自分の命って誰のものなのか。A自分や相手の命を大切にするために自分にできることはなにか。」の二つについて,それぞれ学年に応じて考えことでした。
 この授業を通して子ども達は,自分の命はお父さん,お母さん,そのまたお父さん,お母さん…というように,太古の昔から途切れることなく受け継がれてきたかけがえのないものであること。その命を大切にするということは,今を一生懸命に生きるということ,相手に思いやりの心で優しく接するとうこと,お互いに助け合って生きるということ,いただいている命に感謝して生きるということ…に気づくことができました。
 日常生活で,このようなことを考え、分かり,生かして生活することが,人と人との絆ををより確かなものとし、未来に希望をもち,将来,岩手の復興を担う人に成長することでしょう。

フレーム
2013年3月8日(金)
きこえとことばの教室・学習発表会

 午後2時から,きこえとことばの修了式を行いました。
 会場に集まったご来賓,所属校の校長先生・担任の先生方,保護者のみなさんの拍手に迎えられて子ども達が入場しました。今年度は,幼児教室8名,きこえの教室9名,ことばの教室31名,計48名の子ども達です。式では,教室主任の堺先生の呼名に,元気よ返事する子ども達でした。
 引き続いて行われた学習発表会では,5つのグループに分かれてこれまでの学習の成果を発表しました。幼児教室「なぞなぞなあんだ」きこえの教室「きこえの教室でがんばったこと・あいうえおばけ・詩「わたしと小鳥とすずと」ことばの教室Aグループ「ことばの教室でがんばったこと」詩「ことばは心〜ことばと心を声にのせて」詩「ありがとう みんな」ことばの教室Bグループ「ことばの学習でがんばったこと」「江戸いろはかるた」ことばの教室Cグループ「ことばの学習から学んだこと」詩「まっすぐについて」堂々と発表する子,ちょっぴり照れくさそうな子,「次は君だよ。」とささやいて教えている子といろいろな表情を見せた子ども達でした。どの子も,どのグループも頑張りました。ほほえましくも,立派に一年間の成果を発表した学習発表会でした。これまで、子ども達を励まし通級させてくださった保護者の皆さん,あらためまして修了おめでとうございます。そして,ありがとうございました。

2013年3月7日(木)
中学校生活をきく会

 今日は,下橋中学校7人の皆さんが,6年生に中学校での生活について教えに来てくれました。昨年3月に桜城小学校を卒業した1年生の先輩達です。
 初めに,部活動や下橋中学校の1年間の行事などについて教えいただきました。授業時間や教科・部活動など小学校とは違うことや下橋中学校の生徒会活動などについて,詳しく知ることができました。次に,応援団が下橋中学校伝統の大根踊りを披露し,6年生も一緒に体験してみました。
 その後の質問コーナーでは,中学校の学習やテストについて,先輩後輩の関係など,詳しく知りたいことを質問しました。
 卒業まであと1週間程度になり,小学校生活のまとめをしようと取り組んでいる6年生ですが,中学校生活についても
希望や目標をもつことができた説明会でした。

2013年3月6日(水)
みたけの園との交流会

 桜城小学校PTAから卒業記念として贈っていただく記念品を届けに県立みたけの園みたけ学園のみなさんが今年もわざわざいらしてくださいました。
 卒業記念品として贈られるのはガラス製の『写真立て』です。毎年その写真立てを製作してくださっていたのが、みたけ学園のみなさんなのです。ガラスを切ったり溶かしたりして作る写真立ては、全ての工程を経て、1か月もかけて作るのだそうです。 
 大小様々な大きさの桜の花を貼った段ボール箱5個にわけて入れられた写真立てが、学園のみなさんから6学年委員の子ども達に手渡されました。感謝の言葉と大きな拍手が送られました。
 写真立てを一つ箱から取り出して見せていただきました。きれいに丁寧にラッピングされたガラス製の写真立てでした。その中には桜城小学校の校章を印刷したカードが入れられていました。素敵な写真立てを目にした子ども達から歓声が上がりました。制作してくださった学園のみなさんの心、卒業生のために制作依頼してくださったPTAの方々みなさんの心のこもった写真立てです。
 最後に、6年生の子ども達から、感謝の心を込めて卒業式で歌う「最後のチャイム」を送りました。温かい雰囲気に包まれた素敵な交流会になりました。

2013年3月5日(火)
あわあわタイム
 毎日、業間休みと昼休みが終わると、あわあわタイムの放送が流れます。放送委員会の機械操作で、音楽に合わせて保健委員があわあわタイムでの手洗いとうがいを呼びかけています。この取り組みは、せっけんをしっかり泡立てて手を洗うこと。泡が出るくらいしっかり5回ぶくぶくいがいをすること。この二つを徹底するために行っているものです。
 放送室での呼びかけの様子を撮影した後、一階の子ども達の様子を見に行きました。すると、ほとんどの子ども達が、手洗いもうがいも終わった様子でした。
「こんにちは。」
「こんにちは。みんな早いですね。あわあわタイム、手洗いうがいをしましたか。」と聞くと、元気いっぱい
「はい!」という返事が返ってきました。
「みなさんは、ジャンパーを着てどこにいくのですか。」
「体育館です。」
「分かった、修了式の練習だ。」
「はい。」
「お名前を呼ばれた、はいっ、と立派に返事をしてくださいね。」
というと揃ってニコニコ笑顔で返事をしました。
 本校では、あわあわタイムでの手洗いとうがいと合わせてマスクの着用、加湿、欄間の開放、休み時間の空気の入れ換えを積極的に推進し、インフルエンザが拡大しないように努めています。
2013年3月4日(月)
桜のつぼみもふくらみ…

 一昨日の暴風雪がうそのように、今日は穏やかな朝を迎えました。やわらかくなってきた日の光に、少しずつ春の気配が感じられます。
 そんななか、「いよいよ桜のつぼみもふくらみ…。」と言いたいところですが、まだ外は冬。子ども達は固くなった雪の上でサッカーを楽しんでいます。写真の桜のつぼみは、職員室に生けられたものです。卒業式の生け花にするために、用務員の工藤先生と佐藤先生が校庭の桜の枝を切って用意しているものです。早すぎず、遅すぎず、ちょうど16日の卒業式に桜のつぼみがほころぶようにと、時折職員室に来ては様子をうかがっています。開花が早まりそうなときには、職員室のベランダに出したりもします。
 桜は私たち日本人の象徴のような花と言ってもいいのかもしれません。しかも、桜城小学校の校章は、桜の花の形に囲まれています。
 来週土曜日は卒業式です。この桜のつぼみ開き、卒業生達をしっかりと見送ってくれることでしょう。

2013年3月1日(金)
全校朝会〜平成24年度最終〜

 心の準備をしっかり行って体育館に移動してきた子ども達。静寂の中で今年度最後の全校朝会を始めました。  
 初めに、岩手県書写書道コンクールの表彰です。担当の夏坂先生から硬筆・毛筆それぞれの部の特選、推薦者の氏名が読み上げられました。自分の名前が呼ばれると元気に返事をしてスッと立ち上がる子ども達。代表児童に合わせてお辞儀をし、校長先生から賞状をいただきました。  
 次に校長先生のお話です。今週火曜日に行われた6年生を送る会が、なぜ感動的で素敵な会になったのか。それは、1〜5年生が6年生への思いやりと感謝に満ちていたこと。5年生を中心として、ありがとうの気持ちをみんなで伝えたこと。その心を全て受け止める6年生の姿があったこと。それらの、どの心も欠けることなく、全てがつながっていたこと。この4つがあったからこそ感動的で素敵な会になったのです。流石は桜城小学校のみなさんです…と褒めていただきました。
 そして、ステージから下りた校長先生は、読み聞かせをしてくださいました。「不思議な題名の本を見つけました。読んでみると心が温かくなったので、みんなに心のプレゼントをします。」と。何でも持っている友達に何をあげようか一生懸命考えた末、何もないをあげようと決めた主人公ムーチ。何にもないをいっぱい箱に詰めてプレゼントしました。そして、二人だけの温かい時間を過ごすことができたというお話でした。「…おしまい。」と、読み聞かせが終わると、全校のみんなが大きな拍手を送りました。
 校長先生は、最後に「…友達ってなんだろう。本当の友達をつくって欲しいと願っています。1年間頑張ってきたみなさんに、大きな拍手を送ります。」子ども達は、言い表情で聴き入っていました。
 平成24年度の桜城の教育も、あと2週間で幕を閉じようとしています。   
【インフルエンザ罹患者数】
1年生 1名 2年生 1名  
※手洗い、うがい、マスク着用、人混みは避ける等予防の徹底を!