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もりおかしりつ さくらぎしょうがっこう  
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   いただきます 10月
2021年10月29日(金)
麦ごはん・牛乳・鶏のからあげ・すき昆布の煮物・さつま汁・県産山ぶどうゼリー
干支でとりは10番目で、29日は肉の日ということで、10月29日は「岩手とり肉の日」です。
岩手県は、各地方でとり肉の生産が盛んに行われていて、銘柄鶏も全国的に有名です。生産量は、鹿児島県、宮城県に次いで全国3位を誇っています。
とり肉は、良質なたんぱく質を豊富に含みます。たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪、爪、内臓など、体のあらゆる組織をつくるのに欠かせません。そのほか、病気や怪我に対する免疫力を高める抗体をつくる役割ももっています。
2021年10月22日(金)
麦ごはん・牛乳・チーズ・温野菜サラダ・ポークカレー・柿
柿は、中国や日本などの東アジアが原産で、ヨーロッパやアメリカには日本から伝わったそうです。品種の1000種近くあるといわれ、日本全国で収穫され、日本に古くからある品種を大きく分けると「甘柿」と「渋柿」に分けられます。そのうち、甘柿は20種足らずしかありません。
渋柿は、収穫後に「渋抜き」をします。渋抜きの方法はいくつかあり、「40℃くらいのお湯につける」「柿のヘタに焼酎などのお酒を少しつけて袋に入れて数日待つ」などあります。また、天日干しにして「干し柿」としても食べられます。
2021年10月18日(月)
麦ごはん・牛乳・カツオカツ・もやし炒め・けんちん汁
この日のかつおカツは、気仙沼で獲れたかつおです。
かつおの旬は、1年に2回あります。4〜5月にかけて獲れるものを「初がつお」、8月下旬〜11月にかけて獲れるものを「戻りがつお」と呼び、それぞれ違ったおいしさがあります。
かつおには、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれます。DHAは脳の働きを活性化し、EPAは血液のめぐりをスムーズにして血栓を予防する働きがあります。
2021年10月14日(木)
麦ごはん・牛乳・鮭チーズフライ・ひじきの煮物・どさんこ汁
毎月4のつく日は、カミカミ給食です。
かみごたえのある食品のひとつに「しらたき」があります。しらたきは、こんにゃく芋から作られます。
こんにゃくは、平安時代から食べられている記録があるそうですが、しらたきが最初に製造されたのは江戸時代になってからです。糸こんにゃくという呼び名もきいたあことがあると思いますが、関東で生まれたものがしらたきで、関西で生まれたものが糸こんにゃくだそうです。
関東のしらたきは、固まる前のこんにゃくを筒に入れて、ところてんのように穴から押し出し、ゆで固めて作りました。このときに、穴から糸のようなこんにゃくが湯の中に入る様子が、白い滝のように見えたことから「しらたき」と呼ばれるようになったと言われています。
2021年10月12日(火)
麦ごはん・牛乳・ぎょうざ・マーボー豆腐・わかめスープ・ヨーグルト
毎月12日は、豆腐の日です。今月は、マーボー豆腐に県産大豆の木綿豆腐を使用します。
マーボー豆腐は、中国の四川省で生まれた料理です。四川料理は、唐辛子などの香辛料を使った辛い味付けが特徴です。マーボー豆腐には、トウバンジャンという辛い調味料を使います。とても食欲がわく味付けで、マーボー春雨やマーボーなすなど、食材を変えてアレンジしたメニューが日本で考案されています。
2021年10月5日(火)
ハヤシライス・牛乳・メンチパテー・キャベツサラダ・メロンゼリー
今年度の先人ゆかり給食は、「原敬給食」です。
原敬は貴族階級の証しである「爵位」をもたない初の総理大臣で、藩閥政治が続いていた中で出自に関係なく国民に選挙で選ばれた政治家が3年という長期にわたり国政を担ったのは原内閣が初めてでした。
原敬が逓信大臣時代の昼食の領収書には、「ビフテキ」「コロッケー」「ロールビーフ」「ポークロース」「チキンライス」「メンチパテー」「ハヤシビーフ」などと書かれてあったそうです。
明治42年9月の園遊会でふるまったメニューには、「ハム」「ミートゼリー」「コールチキン」「フーカテン」「キャベツサラダ」「ロールスポンジ」「菓子」などだったそうです。
また、明治43年にはフランスからメロンの種子を取り寄せ、5つの機関で試作栽培をしており、岩手県の農業振興の一環として、ヨーロッパ系の品種のメロンを普及させようと考えていたのではないかと思われます。
これらのエピソードにちなんだ、原敬が好んで食べていたと思われるメニューです。